庭仕事

Utricularia sandersonii

Photo_436 ちょっと前に購入したウサギゴケ、生態や育て方を調べてましたが、あまり日本のサイトには詳しい説明がありません。

そこで、英語とかドイツ語で検索したところ、こんな育て方を紹介しているサイトが多いです。

(下記の説明は、掲載時のものに少し加筆しています。) 

 

  • 置き場所は、直射日光が当たらない明るい場所。
  • 用土の一例はピートモス単体、ピートモス1:パーライト1、水苔(多分粗い微塵でしょうね)1:パーライト1などがありました。他にもバーミキュライトや砂を混ぜた例もありましたが、大事なのは肥料分が含まれていないことのようです。日本原産のタヌキモの育て方では、水苔単体や水苔にケト土を練り込んだものという記述がありました。
  • 常に湿らせておく。食虫植物なので、餌となる虫(?)がいる池の水を入れるのも良いそうです。
  • 耐寒性はあるそうなんですが、このサンダーソニーに関しては、多くのサイトで冬は10℃くらいを推奨しているようです。
  • 多くのサイトでは腰水での栽培、一部では穴のない容器での栽培も書かれていました。

個人のサイトではないようなので、一番参考になったサイトのリンク(英語)も貼っておきます。こちらはサイト主用のドイツ語サイト。ちなみに英語のサイトの画像は水苔主体、ドイツ語のサイトの画像はピートモス(der Torf:ピート、泥炭)かなんかが主体みたいです。

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アカンサス・モリス

01_19 カテゴリに「庭仕事」と付けましたが、もちろん、アカンサスなんて、私の狭い庭にはありません。私には珍しかったのでUPしてみました。

これは鎌倉の銭洗い弁天で見つけたものです。何故かトイレの前に植えてあり、後ろに写っているのは、入り口から続く鳥居の柱です。

ヨーロッパを旅するようになって、西洋建築の歴史にも興味を持ったため、このアカンサスは是非実物を見たいと思っていました。

何故、西洋建築とアカンサスが関係あるのかというと、コリント式と呼ばれる柱頭飾りにこの植物の葉がモチーフとして使われるからです。

Photo_489 手持ちの画像でコリント式が分かるものがないかと探したら、左の画像を見つけました。意識して撮影したわけではないのでピンぼけですが、これを見たら、「ああ、これか。」と思い出す方も多いのではないかと思います。

この飾りのモチーフになったのは、画像のアカンサス・モリス(Acanthus mollis)ではなくて、アカンサス・スピノスス(Acanthus spinosus)と言われているそうですが、学名の「アカンサス」とは「刺(とげ)」という意味で、その理由は花のアップを見ると分かります。

02_13 苞(ホウ)に刺が生えています。

画像がないのですが、スピノススの方はもっとたくさん刺が生えていて、名前も「刺の多い」という意味だそうです。

画像を探すためにいつものようにドイツ語のWikipediaを検索したのですが、よい画像は見つかりませんでした。(いつもドイツ語で検索するのは、Wikiでは、ドイツ語の記事が最も充実しているという統計があるからです。)しかし、その代わりにドイツ語名が分かりました。Acanthus mollisはDornenloser Akanthus、Acanthus spinosusはDorniger Akanthusで、「刺なしアカンサス」、「刺ありアカンサス」でした。Dorn(ドルン/男性名詞/Pl. Dornen)とは「(バラなどの)刺」をのことです。また、アカンサスを総称してBärenklau(多分、「熊のかぎ爪」という意味)とも呼ぶことが分かりました。

日本には、比較的最近、明治末期に伝えられそうで、やはり文明開化の頃に西洋建築を通して知られるようになったとのことです。

それにしても見たのは大きな株で、大人が2人で手を広げて輪を作ったくらいに葉が大きく広がっていました。

追記:コリント様式の柱頭飾りはヴァリエーションがありますが、他のあっさりした様式に比べるとよく分かります。

Photo_490

ここに様々なアカンサスをモチーフにした建造物の画像があります。

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またまたわけの分からないものを...

昨日は久しぶりにまとまった雨が降り、今朝は快晴。半袖でも汗ばむほどです。

この時期は春に咲いた花にお礼肥、開花中のものには即効性の肥料と、肥料をよく使うので、いつも買いに行く園芸店(本当は金魚屋さん)に行ってきました。

家から徒歩で15分ほどの道のりですが、いつもいくつかの園芸店をひやかしながら行くので時間がかかります。今日も我々地元民が「だいっさま」と呼ぶ寺の境内を通って、おじいちゃんとおばあちゃんがやっている園芸店の前を挨拶して通り過ぎようとしたら、ご主人に「素通りしないで遊んで行きなよ。」と呼び止められ、なんだかんだと30分ほど立ち話。その後、肥料を買って別の花屋の前を通ったら、こんなの(↓)を見つけてしまいました。

Photo_436 ウサギゴケというのだそうです。

7mmくらいの小さな花で、私のデジカメではこのフォーカシングが限界ですが、確かに正面から見るとウサギの耳のようなものが立っていて、部分的にピンクでウサギみたいで可愛いです。

ミミカキグサの仲間だろうと思い、確か家に育て方を書いた本もあるからと衝動買いをしてしまいました。値段は500円。高いのか安いのかよく分かりません。購入店のご主人も「日当たりの良いところで腰水で育てる。」と教えてくれたのですが、家に帰ってネットで調べたら、学名はUtricularia sandersonii(確かご主人も「サンダーソニー」と言ってました。)と言って、タヌキモ科タヌキモ属、南アフリカ原産の植物だそうです。「凍らせたらダメ」とのことなので、冬は室内の方が良さそうですね。

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白糸蛍袋が満開!

今日は、暑かったですね。と思ったら真夏日だったそうです。

そんな中、税務署とか金融機関とか、あちこち回ってました。行く前に効率良い順番を考えていたのに、結局1箇所行き忘れてました。暑さボケ~orz

 

また、元同僚の訃報...

この方もまだ50代のはずなのに。

ロンドンに単身で駐在中、個人旅行の女の子と知り合うために、絵なんか興味ないのにナショナルギャラリーの喫茶店に行ったり、彼女とスペインに旅行に行ったら、ニューヨークから同じくスペインに旅行に来ていた元上司(こちらはもちろん奥さんと)に目撃されたり(なんてワールドワイドな偶然!)、赤いポルシェ乗ったり、

派手で女好きで酒好きな楽しい人(←傍観者には面白い)でした。

あっちでもナンパするんだろうな。

悲しいけど、明るい人だったから、明るく送ってあげたいです。

と、全然タイトルと関係ないことを書きましたが、本題の白糸蛍袋です。

去年、2年ぶりに植え替えてやったら、今年は良く咲いてくれました。

Photo_405 最初、数輪咲いただけの時は地味だと思ったのですが(←私は好みですが)、たくさん咲いたら、なかなか華やかになりました。

10号くらいのボウル型の鉢で、私の狭い庭では、これが精一杯。

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雪餅草の疑問氷解...かな?

数日前の雪餅草です。こんなになっちゃった。

Yukimochisou

結局、種はできなかった訳ですが、調べてみたら、こんなことが分かりました。

見つけたのはウラシマソウの説明でしたが、それによると、雌雄異株で栄養がよいと雌株になるというのは正しいのですが、雄雌二株必要なようです。

花粉を媒介するのは、この種に良くあるように蝿や蚊で、雄の包(ホウ/花のように見える部分)に入り込んだ虫は、包の下部に開いている穴から出てきます。その後、雌の包に入った虫は、出ようとしても、脱出の穴が開いていないので、出口を探して歩き回る(あるいはもだえ苦しむ?)そうで、それによって受粉されるのだそうです。

ということは、二株用意して、一株は砂糖漬け(=ブドウ糖や肥料を与え)、もう一株は貧栄養に育てるってことでしょうか。

それにしても、恐ろしい戦略。やるね、テンナンショウ。

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蓮鉢周り

再び蓮鉢付近の画像をUPしてみます。

070419
前回UPした時とさほど変わりませんが、鉢スタンドを利用して、つり下げている植物(何種かのセッコクとフウラン)を管理しています。寒河江もだんだん葉を広げてきました。

この場所は一番目の届きやすいところで夏の強い日差しがあまり当たらず、ついついお気に入りの植物とか生育状況が気になる植物を並べてしまいます。

だんだん通路にはみ出してきており、道路を不法占拠しているおばちゃんのトロ箱ガーデンの様相を呈してきました。

鑑賞時期の植物があるとは限らないのでバックヤードみたいです。

蓮はだいぶ芽が出てきましたが、カラーはうんともすんとも言いません。何となく、球根を逆向きに植えたような悪寒...
((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタカタカタ

こちら(下)は「和の花壇」と呼んでいるコーナー。

070419_2 だいぶ緑が増えてきましたが、泡盛升麻(アワモリショウマ)と桔梗がようやく芽を出したばかりなので、まだ寂しい感じです。石は猫よけに置いています。

睡蓮鉢には活躍中のメダカが二匹写ってます。

数日前に入れたばかりなのに、ボウフラが撲滅されてました。でも、ボウフラの発生は防げても、成虫が卵を産みに集まってくるので、夏はいつもボコボコにされます。

Photo_390 こちらは『なんちゃってビオトープ』

玄関脇にあるというのに、きちゃないです。

建物と左官舟の間によく猫が入りこみます。

Photo_391 慌てて隣家の犬走りに逃げ込んだ猫。

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今年の藤\(^o^)/オワタ

藤が元気に成長しています...葉が...orz

下は去年の画像ですが、こんな綺麗に咲いたのに...

060505 白野田藤といって、よくある紫の藤は和風の趣ですが、ちょと洋風にしたいと、海外でも好んで栽培される白い藤を選んだものです。

が、今年は咲きません。今の季節、あちこちのお宅で綺麗に咲いている藤を見ては打ちのめされています。

草花を育てるのは比較的簡単ですが、花木というのは、樹形を整えたり、剪定を間違えると花芽が付かなかったりするので、それ相応の知識が必要です。

と言うことで、心を入れ替え、藤の栽培方法を説明した本を買ってきました。

NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月『フジ』です。(謙虚になった私は、他にも同シリーズの『ブルーベリー』と『デンドロビウム』も買ってきました。)

ドイツ語の授業に行く前に買ったので、さっそく電車の中で本を開いて見ると、最初に、

「フジほど何もしなくても花が咲く花木はないといっても過言ではありません。」

だって。 (:D)TL 

でも、読んでみて、管理方法が決定的に間違っていたことがわかりました。やっぱり剪定がまずかってみたいです。

  • 花後の剪定は、花殻を落とすのと、不要枝の整理。
  • それ以降に伸びる蔓は切ってはいけない。
  • 6月~8月上旬は腰水
  • 冬の剪定は11月~3月(この時に花芽を確認しながら、不要な枝を切る。)

というのが基本だそうです。

夏に腰水で育てるのは、水切れに弱いという理由もありますが、普通の植物のように根腐れしないまでも、やはり根が弱るのだそうです。しかし、そのために、蔓の伸びが抑制される効果もあるようです。

来年のリベンジを誓います。

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百合の管理

Photo_358 昨年の秋に地植えした白鹿の子百合が順調に成長しています。

大好きな花なので、野良猫にイタズラされないように、厳戒態勢で保護してます。(この物々しさ!)

最近、ある掲示板で野良猫対策を調べていたら、テレビでやっていたという「猫避けの秘薬」というのを教えてもらいました。

調べてみたらNHKの番組でした秘薬の作り方が書いてあるQ&Aのサイトが見つかったので、リンクを貼っておきます。あくまでも猫避けであって、根本的な解決策ではないのですが...

ところで、以前、「百合の栽培に必要なことは...」というタイトルで、記事を書いたのですが、ブログの分析システムで調べると、「百合+育て方」などというキーフレーズで、そのページをアクセスしてくれる方が時々いらっしゃるようです。

でも、「百合の栽培に必要なことは『忍耐』に尽きる」などといいかげんなことしか書いてないので申し訳なく、ここで少し真面目なことを書いておこうと思います。育て方は調べれば簡単に見つかると思うのでポイントだけ...

百合は球根の下から身体を支えるための根と、球根の上から、養分を吸収するための上根が出ます。そのため、この上根がしっかり育つように、深植えをします。(よく、球根3つ分と言われます。)植え替える場合は病気を防ぐために、ベンレートなどの細菌性の病気を防ぐもので消毒するといいでしょう。ベンレートは粉状なので水溶液を作って球根を浸しますが、種蒔きをするときにこの粉をまぶして蒔くと、発芽直後の病気を防げるそうです。

地植えなら2~3年はそのままでいいのですが、鉢植えの場合は土も痩せてしまうので、毎年、新しい用土で植え替えます。(とか言って、私は去年カサブランカの植え替えをしませんでした...)土の中には緩効性の肥料(マグァンプなど)を適量施しておきます。(地植えの場合や、鉢植えで植え替え忘れたら、芽出しの頃に置き肥を施しましょう。)

下の画像は、以前、スカシユリがウィルスに冒されたか、線虫の被害にあった時のものですが、待ちに待った花がこんな奇形花では悲しいですよね。
Photo_359
アブラムシはウィルスを媒介するので、見つけたらスプレータイプの殺虫剤などで駆除します。

以前の記事に書いたように日当たりの好みは種類によって違いますが、芽出しの頃の、まだ日差しが柔らかい時期には、半日陰を好むタイプでも良く日に当ててやると、がっしりした株に育ち、球根の成長にも繋がります。鉢植えでは限られた土で育てなくてはならないというハンディキャップがありますが、移動できるという利点を生かしての工夫ができるわけです。

痛んだ花は早めに摘み取り、株に負担をかけないようにします。当たり前のことですが、花後も残った葉で光合成を行い、これによって球根が育つので、肥料をやって、この葉を維持し、秋に自然に茎が枯れるまでは水遣りも普通に行ってください。くれぐれも切り花にしようと茎を切らないように。

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島原の乱はイエズス会の支援があった!?

少し前に新聞で読んだ記事ですが、アメリカのある大学での試験で、『島原の乱はイエズス会の支援を受けていた』という誤答が何人もの生徒に見られ、不審に思った教授が調べたところ、ソースはWikipedia(利用者が自由に執筆できるWeb版百科事典)だったため、大学はWikipediaの引用を禁止したそうです。

これとよく似たことは経験しています。私は植物の話題を書くときには、なるべく図鑑や辞典を調べて書くようにはしているのですが、もちろんインターネットも大いに利用します。そうすると、ソースが同じなのか、よく同じ表現の記述が見つかるんです。時には名前などを間違えている文がそのままコピペ(コピー&ペースト)されていて、同じ間違いを別の場所で見ることもあります。私も学名などはつい安易にコピペするので、気をつけなくてはと思っています。

ただ、インターネットは本当に便利ですね。勝手に生えてきて咲いているスミレの名前が知りたくて検索したら、ウスバスミレらしいということが分かりました。無茎であることや唇弁に紫色のすじが入ること、葉はほぼ円形で縁に粗く浅い鋸歯があることなどから、また、画像を比べても間違いがないと思うのですが、もし間違っていたら困るので、素人判断だと思ってください。

面白いのが、自生地で、参考にしたサイトの多くで『高山植物』とか『亜高山の針葉樹林の林床などに多く自生する。』というようなことが書かれていますが、生えてきたのは鉢植えの箱根バラ(山椒バラ)の株もとで、バラ好きの人が見たらきっと驚くほど、草がぼーぼーに生えています。(こんな感じ↓)

Photo_363 この中には、もう一種類のスミレと、多分ツユクサだと思うのですが、斑入り葉の植物も生えてきていて、興味があるので抜けません。また、いい感じで苔が生えているので、固形肥料はあまりやらず、もっぱら普通の液肥で育てています。

スミレの生命力と繁殖力にはよく驚かされますが、高山植物のスミレが、よくこんな平地で育っているものだと感心させられます。

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ひかえおろぉ~

Photo_360 このちょっと変わった花、なんだと思いますか?

双葉葵なんです。

あの水戸黄門の印籠で有名な葵の御紋、徳川家の家紋は三つ葉葵ですが、本来はこの双葉葵の葉3枚を図案化したものです。

下の画像はもう少し葉の形が分かりやすいでしょうか。

Photo_362

 

 
 
 
ちなみに下の画像は、PCにインストールしている広辞苑から転写したものですが、左から「葵巴」、「立葵」、「唐草葵」と呼ばれ、元は賀茂社の神紋である賀茂葵(双葉葵の別名にもなっています)を変形したものだそうです。
 
Aoi_1 

 
Photo_361 植物の双葉葵ですが、ウマノスズクサ科の植物で、双葉葵の名前は、茎の先端に2枚の葉が付くことから来ています。

ついこの間まではこんなひょうたんみたいな面白い蕾でした。いつの間にか下の部分が開いてくるりと上にまくれ上がり、開花していましたが、花の大きさは1センチくらいでとても小さいです。下さった方が素心花(素芯花)と仰っていたので、本来はどんな花色かと思って検索したら「紫褐色の花」という説明がありました。

由緒正しい神社や将軍家の紋に使われているとを知ってか知らずか、当の双葉葵はのんきな表情をしています。

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