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かなまら祭り

00_1 今日、地元の金山神社のお祭りに行ってきました。家から歩いて十数分で行けるこの神社のお祭りは日本より海外で有名で、実は私も大人になるまで知らなかったのです。知ったのはオーストリアで見つけた日本のガイドブックで。ドイツ語で日本のことを説明しているので便利だと思って買ったのですが、中に観光地でもない川崎市の記事が。そこでこのお祭りを紹介していたのです。

そのお祭りの名前は「かなまら祭り」。地元の守り神である若宮八幡宮の境内社の一つ、金山神社のお祭りです。

どんなお祭りかを説明する前に、まずは御輿の画像を...

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ん?よく分かりませんか?ならば、別の御輿の画像を。

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なぜかこのピンクの御輿はエリザベスと呼ばれています。

この祭りの起源は江戸時代まで遡ります。当地は東海道の宿場町なので、古くから宿屋商店も多く栄えていましたが、そこで働く飯盛り女達が商売繁盛と梅毒予防の願掛けに、桜の咲く時期に筍やその他のご馳走を籠に盛って集まり、神社のご神体を象(かたど)ったものを担いで道を練り歩いたというのが始まりだそうです。

御祭神は金山比古神(かなやまひこのかみ)と金山比売神(かなやまひめのかみ)で、伊邪那美命(いざなみのみこと)が火の神を生んだ際、下腹部に大火傷をしたのを、治療看護した神とされており、お産、下半身の病にご利益があると言われているそうです。また、この神は鞴(ふいご)祭の神でもあり、古くから鍛冶職人に信仰されてきました。

商売繁盛・子孫繁栄(子授け)・安産・縁結び・夫婦和合のご利益があると云われ、境内にはそれらを祈願する絵馬が数多く見られます。また近年、エイズ除けの祭りとしても有名になりました。

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絵馬の図柄は例えばこんな感じです。

_02 5匹の猿で護猿(ござる)と呼ばれるようです。

説明は英語の方が分かりやすいかも。“See no evil. Speak no evil. Hear no evil.” ここまでは「見ざる、言わざる、聞かざる」ですね。残りの2匹は“Transmit no evil. Receive no evil”。「移さず、もらわず」でしょうか。

神社で聞いた説明によると、日本ではあまり知られていなかったこの祭りが今日のように海外まで知られるようになったのは、ニューヨークタイムズ(だったかな?ちょっとうろ覚え)で紹介されたのがきっかけだそうです。

01_17 ですから、日本に住んでいる外国人にはよく知られており、この日も多くの外国人観光客が訪れていました。

05_3 ここにも外国人。
06_3 侍だそうです。

_01_1 よく分からない方もいました。

_02_1 自主的に交通整理をしてらっしゃいました。

面白いので次回に続きます。

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コメント

エリザベス御輿の謎が解けました。
次回、画像と共にご報告します。

投稿: kiwi | 2007年4月 1日 (日) 22時21分

あはははは。
ご神体にもびっくりしたんだけど、この
「自主的に交通整理をしてくれてる謎の方」が個人的にはツボに入ってしまいました。

投稿: しろな | 2007年4月 2日 (月) 10時04分

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