« Verpiss-Dich-Pflanze | トップページ | 今週の庭仕事メモ(07年2月25日) »

ははくり

ここ何年も、欲しかったのに、時機を逸してしまったり、好みの花色が見つからずにいて入手できなかった植物があります。それは貝母(バイモ)。画像のような、網目模様のあまり目立たないタイプのものを探していました。(別の画像はこちら

Photo_254
Fritillaria verticillata

貝母は中国原産の植物ですが、日本には古くから入っていたようで、10世紀の漢和辞書「和名抄」(わみょうしょう)に掲載されており、「ははくり」の名が充てられているそうです。

ユリ科の多年草で、干した鱗茎を煎じると咳止めの薬になるとのこと。但し、あるサイトで調べたら、ステロイドアルカロイドを含むという記述があり、毒草のようです。

花びらに編み目状の模様があることから編笠百合の別名もあります。でも、私はこの編み目がちょっと蛇の鱗を連想させるので苦手です。

私はよく植物の名前を外国語でも検索してみます(と言っても分かる外国語はせいぜい英語とドイツ語くらいですが)。国によって植物の特徴を何に見立てるのかが分かり面白いからですが、調べたら、英語ではなんとSnake's Head lily、蛇頭百合のような呼び方をするのですね。私と同じような発想でした。英語では他にもここで紹介するのに憚られるような酷い名前もあるようで、英語圏の人はこの花にあまりよいイメージを持っていないのかも知れません。
一方、ドイツ語では、網目模様からSchachbrettblume(チェス盤の花)と呼ぶようです。他にもKiebitzeiという名前がありますが、辞書で調べたらKiebitz(タゲリ)という鳥がいるようなので、ドイツの人はこの鳥を連想するのでしょうか。蛇よりはずっといいですね。ドイツでは絶滅危惧種として保護されており、1993年の「フラワー・オブ・ザ・イヤー」(独:Blume des Jahres)みたいなものに選ばれています。

調べてみると、このBlume des Jahresというのは、保護の指定を受けている植物の中から毎年選定されるようで、過去のリスト(画像付き)がありました。意外と日本と同じような植物があるもので、驚きました。

Beadflower1w15black_3  育て方メモ

日当たりとやや湿った土を好む。

|

« Verpiss-Dich-Pflanze | トップページ | 今週の庭仕事メモ(07年2月25日) »

コメント

これがバイモですか。
確かに模様はウロコっぽいですね。
呼吸麻痺とは中々良い毒をお持ちでw

投稿: nasubi | 2007年2月24日 (土) 22時49分

濃い色の花はちょっとグロテスクですね。英語では別名Leper Lilyなどとも呼ばれるそうで、なんともはや...

投稿: kiwi | 2007年2月25日 (日) 14時54分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« Verpiss-Dich-Pflanze | トップページ | 今週の庭仕事メモ(07年2月25日) »