昨日はドイツ語学校のクリスマス・パーティがありました。先生達もこの日はソーセージを焼いたり、ビールをサービスしたりと普段とは違った顔を見せていました。また、少しですが、クリスマスグッズを売るお店も出て、ドイツのクリスマスの雰囲気を久しぶりに、ほんのちょっぴりですが味わいました。私は、初めてのヨーロッパがドイツで、たまたま11月の終わりに行ったのですが、旅の後半、12月になってドイツのクリスマス市を見て大感激。翌年、再びクリスマス市を観にドイツに旅行したほどです。
ドイツでは12月にはいると、あちこちの町でクリスマス市が立ちますが、中でも有名なのはニュルンベルクのクリスマス市です。市のHPで美しい壁紙を見つけたので、この画像で本場ドイツのクリスマス市の雰囲気を味わってくださいね。
- 美しの泉(Der Schöne Brunnen)
- 屋台の並ぶ広場(Blick über den Markt)
- こちらはライブカメラのサイト(時差が8時間あるのでイルミネーションが綺麗な時間帯に見るのはむずかしいのですが...)
パーティの会場に到着してすぐにグリューヴァインをまず一杯。グリューヴァインとはシナモンやクローブなどのスパイスにオレンジを加えた赤ワインを鍋で温め、砂糖で甘く味付けをした飲み物で、クリスマス市を見て回って冷えた体を温めるのに欠かせません。ドイツでは陶製のカップに入れてくれます。料金にはデポジットが含まれていて、カップを返すと、その分のお金を返却してくれるシステムですが、初めてのドイツ旅行の時、フランクフルトのクリスマス市では一緒におもちゃのコインのようなものを渡されました。ドイツ語も分からなかったときなので、理解できなかったのですが、それは、自分の店で買ったグリューヴァインのカップだと分かるように、カップと一緒に返すものだったようです。2度目に行ったニュルンベルクのカップは今でも家で使っています。
グリューヴァインのあとは、ドイツビールを...って、飲んでばっかりですね。ビールはヴァイツェンビア(Weizenbier)という小麦を原料とした白っぽくてやや濁った感じのビールでした。
会場にはサンタクロースもいて(これももちろん先生。ご苦労様です。)、「いい子にしてたかい?」と聞かれたので、「もちろん!」と答えたら、プレゼントをくれました。
戴いたのはこれです。↓
ドイツの伝統的なクリスマスケーキでシュトーレンといいます。ナッツやラム酒につけたドライフルーツを練り込んだ、しっかりとしたフルーツケーキで、素朴な美味しさがあります。薄くスライスしていただきます。
美味しいけれど、作り方を知ると、2枚目、3枚目と手を出すのをためらってしまいます。というのは、焼き上がったケーキに溶かしたバターをかけて、さらにその上にたっぷりと粉砂糖を振りかけるんです。
ところで、サンタクロースがいたと書きましたが、もちろん、誰でも知っている赤い服を着て白いあごひげを生やしたあのサンタクロースです。でも、このサンタのイメージが世界中に広まったのは、コカ・コーラが宣伝にこのサンタのイメージを使ったからだそうです。
ドイツ語を勉強していると、言葉だけではなく、文化として、ドイツの風習を学ぶことも多いのですが、身近ではないので、何回聞いても忘れます。でも、クリスマスは、日本でも子供の頃から一番楽しい日の一つだったし、興味を持って聞きました。
キリスト教の様々な風習は、元々、土着の信仰に基づいた風習に上手く合わせて作られたものが多いのですが、ドイツでは元々12月6日に聖ニコラウスの日というのがあり、この日、ニコラウスはお菓子の入った袋を持って、家々を回ります。いい子にはお菓子をくれますが、悪い子は、なんと、ループレヒト(Knecht Ruprecht)という従者に鞭で叩かれるんだそうです。何となく、なまはげの風習と似ていますね。イラストなどで見ると、大抵人間の形をしていますが、オーストリアではルプレヒトではなく、クランプス(Krampus)といって、その姿は角が生えていてまるで魔物のようで、まさしく「なまはげ」です。
シュトーレンでよかったぁ...
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