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デュランタに翻弄される

3年ほど前に、デュランタの小さな鉢植えを近所の花屋で見つけました。紫色の花弁の外側に白い縁がつき、グラデーションとかバイカラーに弱い私は即購入して家に持って帰りました。20センチ足らずの木なのに、簪の花飾りみたいな花穂を幾つも付けて、そのシーズンは楽しませてくれました。

が、翌年、全く花が咲かなかったのです。

その後、園芸雑誌などのQ&Aコーナーに、よく「デュランタの花が咲きません」という質問があるのを見かけ、そういうものなのかとは思いつつも、近所で時々見かけるデュランタは、大した世話をしていなさそうなのに、そこそこ咲いているので高を括っていました。たまたま持っていた『趣味の園芸』のバックナンバーに特集があったのですが、春先に植え替えるという程度で、特別難しい植物にも思えませんでした。1年目に既に二周りほど大きな鉢に植え替えておいたし、鉢には問題ないような気がしました。

3年目も咲きませんでした。ただ、去年は手荒れがひどく、最低限の庭仕事しかしなかったため開花は諦めていたので、咲かなくてもあまり落胆はしませんでした。

しかし、今年の春はやれることは全てやりました。まず、根張りの良いこの植物は、与えた鉢一杯に根が張ります。そして、盛夏には良く水切れを起こすのです。だから、植え替え時に根を詰めて、緩行性肥料を施し、その後も、芽出しの時期には油かすや、成長期に入ってからはリンサンの多い肥料を施したので、元々、一年目の剪定が悪くて横に向いた枝が多い私のデュランタは、横にも伸びる一方、根元から何本もシュートが伸びて、文字通り、四方八方、縦横無尽、唯我独尊、周囲の陽当たり好きの植物のことなどお構いなく、その枝を伸ばし始めました。枝先に花芽を付けるため、初めは躊躇していたのですが、あまりにも横幅を取るので、梅雨頃に横向きの枝を落としたところ、栄養分の割り当てが増えた残りの枝はぐんぐん伸び、1m以上に伸びました。それなのに、近所のデュランタは続々開花しているというのに、一向に花芽が付く様子がありません。

9月も半ばを過ぎインターネット(確かこれも「趣味の園芸」)で、枝先を摘まないと、枝を伸ばすことばかりに養分が使われ、花芽が付かないというようなことを読んだので、「これだったのか!」と、枝先をチョキチョキ切り落としていたら、1本の枝に花芽を発見。もしや、と思って、切り落とした枝を見ると、花芽が付いている枝を1本切り落としていました。剪定は急遽中止したことは言うまでもありません。デュランタの開花期は比較的長いのですが、だいたい10月頃までとあります。これが最後の花だろうと、待つこと、2週間。ようやく残した花芽が開花しだしました。

今、9月に剪定しなかった何本かの枝の先には花芽が付いています。「いやぁ、もうちょっと我慢してくれたら、花をいっぱいお見せできたんですがねぇ。」と言っているかのように。

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コメント

なかなか本どうりにならない事ってありますよね~。
昔、植物はほとんど育てていなかった時にブーゲンビリアの美しい花が気に入り 購入し
次の年は と~~ても良く咲いたのですが
根をいじりすぎたのか ダメにしました。
それから、何度もブーゲンを買うのですが
全然うまく育ってくれません。

別の話ですが、手荒れにはキスミーのハンドクリーム(黄色のボトル入り)がお薦めです。

投稿: メギツネ | 2006年10月 4日 (水) 10時06分

私の手荒れはアレルギー性のものなので、塗り薬は対処療法でしかないのですが、いろいろ試した中では、ホホバオイルにキンセンカの花びらを漬け込んだものが一番使い心地がよいようです。これは友達にも分けてあげたのですが、手がすべすべになると好評です。あと、煎じ薬も時々飲んでいます。(なんとトリカブト入り!)

投稿: kiwi | 2006年10月 4日 (水) 22時39分

デリケートなのですね~。
自家製ハンドクリーム、素敵ですね。
トリカブトの入った煎じ薬?
なずびさんが喜びそう。
量が少しならトリカブトもお薬になるのですね~~。

投稿: メギツネ | 2006年10月 4日 (水) 22時56分

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