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えっ、本当?

先ほどテレビ番組で、さまざまな外来語の語源が紹介されていました。それによると、「びっくり」の語源はドイツ語で、第一次世界大戦に破れて捕虜になったドイツ軍兵士(民間人も含まれていました)が、日本の捕虜収容所で、ウィルヘルム皇帝退位の報を聞いて発した「えっ、本当か?(ヴィルクリッヒ?/Wirklich?)」が転じたものだと言うのです。(参考:5月11日のブログ「バルトの楽園」)

これには、私も思わず、「えっ、本当?」と発してしまいました。

日本語にはカタカナ語(外来語)が多く使われますが、ドイツ語にも結構多いように思われます。ただ、外来語だらけと言ってよい英語に比べ、古くからのドイツ語に混じって外来語が使われるため、外来語が目立つのでしょう。

私は、あまり語学は得意ではないのですが、ドイツ語を勉強し始めた理由の一つは、(英語やフランス語に比べて)発音の簡単さと、語彙数の少なさからです。語彙数の少なさというのは、ちょっと語弊があるかも知れませんが、ドイツ語は日本の熟語のように、基本的な(簡単な)言葉を熟語のようにくっつけて、別の言葉を作ってしまう造語性があります。英語でparachute、parasol、umbrellaという言葉は、日本語とほぼ同じ、落下+傘(Fallschirm)、太陽+傘(Sonnenschirm)、雨+傘(Regenschirm)です。ちなみに英語の単語はparachuteとparasolがフランス語からの借用、umbrellaはイタリア語が語源です。

もう一つ、これは本に載っていた例ですが、日本語で「水頭症」という病名を目にすると、詳しくは分かりませんが、何となく頭(脳)に水が溜まるのかな?と想像がつきますが、ドイツ語でも「みずあたま」(Wasserkopf)という表現をします。これが英語となると、hydrocephalusと、多分、教養がある人でないと、意味は想像できないのではないでしょうか。

今、手元に正確な数字がないのですが、以前、本で、「1000語単語を覚えると、その言語の日常会話を何パーセント理解できるか」という比較で、ドイツ語はかなり理解できるという数字を見たことがあります。今、手元にあるのは、フランス語は83.5%、日本語は、なんと、というか、やっぱりというか、60%だそうです。多分、ドイツ語はフランス語並みかそれ以上だと思います。もっとも、日本人にとっては、語順とか、そもそもの発想の違いから、ドイツ語が簡単な外国語だとは、ちょっと囓った今ではとても言えませんが...。

最後に一つ、日本人にとって簡単で最も利用価値の高いドイツ語の表現を。

ドイツ語で、「あっ、そう」と相づちを打つとき、「あっ、そう」と言います。正確には、Ah, so !(アッ、ゾー)ですが、日本式の「あっ、そう」で十分です。ドイツ語圏に旅行したら、是非使ってみて下さい。

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コメント

wirklich?そうなんだぁ~!!

個人的にはドイツ語のバイバイにあたるTschuess! (チュース!)は、高校生の時に体育会系クラブに入っている男の子達がクラブの先輩とすれ違う時に「チース!」「チゅワッス」というのと関係があるのかしら・・??と思ったことがあります。でもこれは多分コンニチワッ!の略でしょうね?

gott sei dank!(ゴッツアァイダンク=やれやれ)もヘンな語感。ごっつぁんです!にきこえないこともなし(笑)。

ドイツ語の兄弟言語であるオランダ語は江戸時代から日本に入ってきているし、日本語化している単語があっても不思議はないのかもしれませんね(^^)。

投稿: tomokichi | 2006年9月12日 (火) 14時00分

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