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2006年9月

寄せ植え・再考

前に寄せ植えの難しさについて書いたのですが、見た目だけではない寄せ植えによる効果もありますね。

Photo_177 例えば、ネジバナ(捩摺:モジズリ)は、よく芝生などに生えていますが、これは、芝の根の周りに付く菌類がネジバナの成長に非常に有用なのだそうです。ですから、単独で植えた途端にダメになるという話もよく聞きます。左の画像は、メモ代わりに撮影したものなので、ひどい写真ですが、アヤメの鉢にいつの間にか芽生えたネジバナを掘り上げたとき、芝生によく似た書帯草(ショタイソウ)と夕化粧と共に寄せ植えをしたものです。夕化粧は戴いたときに虫が付いていたために葉がボロボロだし、この夏に寄せたばかりなので、まだしっくりきていませんが、ネジバナは新しい芽を出し始め、どうやら上手くいったようです。

植物は、種類によって根の周りに住みつくバクテリアが異なり、それが混植されている他の植物の病気を防いだりするので、コンパニオンプランツの一手法として、この考えを取り入れて無農薬で作物を栽培する農法もあります。一方、アレロパシーと言って、自分を優先種とするために、他を排除するような性質もあります。自然界で、特定の植物が一大群落を作ることがありますが、これはアレロパシーによるものです。

Photo_178 左の画像も、写真としては全くダメで、また、寄せ植えとしても作品と呼べるような物ではないのですが、それもそのはず、ある植物を買ったときに、同じ鉢に生えていた植物を取り敢えず一緒に植え込んだだけの鉢です。でも、なんだか良い具合に共存しているように見えます。(雑草ぽくないのは、左側の手前に見えるフウロソウの仲間と、その奥の白い水引くらいで、右側手前は斑入りとは言えオオバコだし、後はきっと雑草の類でしょうね。)

個々の植物について、こういった性質を把握するのは素人には無理ですが、園芸種の寄せ植えは別として、山野草の場合は、やはり自生地の様子を観察することが大事なのでしょうね。幸い、インターネットの図鑑を利用すれば、周囲の様子が映りこんだ画像を見ることができ、ずいぶんと参考になります。

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捨てられない!

新聞の広告欄ですが、エコライフをテーマにした記事がありました。そこに、「片付けるというと、捨てることと思いがちだけど、まずはそのものの寿命を全うして使い切る。捨てるのではなく、まず外に出す。つまり、リサイクルショップやネットオークションで売る。」といういう内容のコメントがありました。

物ではありませんが、庭で増えすぎた植物は、ネットの交換サイトを利用して里親を捜すことを覚えたので、今までゴミ箱に捨てるときに感じていた後ろめたい気持ちを感じることが少なくなりました。私は、物に関しては、割合と「捨て魔」なのですが、最近、空き箱とか、食品が入っていた容器とか、捨てられないのです。

というのは、交換サイトを通じて植物を送るとき、通常は第4種郵便というのを使うのですが、皆さん、軽量且つ安全に送れるよう、梱包に様々な廃品を利用して工夫をしてらっしゃるんですよね。第4種郵便というのは、信書を入れずに内容物が植物や種子であることが分かるように開封したりすることで、安価で送ることができるのですが、その代わりに、通常郵便扱いになるので、扱いが多少ぞんざいになり、遠隔地だと2~3日かかってしまいます。それで、植物が傷まないように、エアークッションや牛乳パック(牛乳の入っていた紙パック)で保護して梱包する必要があります。「ぞんざい」と書きましたが、不定形になるためか、最近、通常の郵便物とは別に配達されることに気づきました。また、郵便受けに入らない物は、直接手渡ししてくれるようです。先日など、2カ所から植物が届いたときは、配達の方が両手に牛乳パックを持って、笑いながら門を入ってきたので、こちらも吹き出してしまいました。

私は今まで、牛乳パックは、リサイクルのためにきれいに洗って水を汚すことに疑問を持っていたので捨てていたのですが、これは今や重要な梱包の7つ道具になりました。それで、空き箱や食品の入っていた容器などを見ると、これは植物を送るときに利用できるかも知れないと、ついつい、ため込んでしまうようになりました。

で、私の部屋が徐々にゴミ屋敷になりつつあります...

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寄せ植えはあまりしない、と書いたばかりですが、寄せ植え教室に参加を申し込みました。というのは、講師が著名な杉井明美さんなんです。申し込んだのはずっと前なのですが、ようやく案内が届きました。テーマは『秋の日本の植物をコンテナガーデンで楽しむ』だそうで、ちょっと、ワクワクテカテカしちゃいます。10月中旬なのですが、参加したら、こちらでご報告しますね。(あら?使用予定の植物にクサボタンが入ってる。もし、この通りなら、メギツネさんに種を差し上げられるかも...)

(゚∀゚) ワクテカ~

今日、最寄り駅に直結した大型のショッピングセンターがオープンしました。服飾雑貨以外にも、食品の専門店やホームセンター、映画館もあり、円形劇場のような形をしたコンプレックス(複合施設の建物)の内側は巨大なスクリーンもあって、様々なイベントにも利用できるようになっているようです。色々見て回りましたが、結局、ホームセンターで九蓋草(クガイソウ)を買った程度です。(この九蓋草、本来は大型の山野草のはずですが、何故か20センチ位なんですよね。歪化剤でも使っているんでしょうか?)

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寄せ植え

Photo_176 私はかつて寄せ植えに凝って、なんでも大鉢に寄せ植えにしていたときがありました。でも、寄せ植えって、結構、管理が大変なんですよね。陽当たりを好むもの、半日陰を好むもの、水はけをよくすべきもの、水持ちをよくすべきものなどの性質を合わせて寄せるるのは当然のこととしても、植えたときは格好良くても、それぞれが成長しだすとバランスが崩れたりして。

地上部が乱れるだけでなく、根の成長の早いものを加えると、他の植物の生育が阻害されるので要注意です。プロが植えた作品集(本)を参考にして真似したりしていましたが、割合に、その時だけ綺麗という作品が少なくないんですよね。今では、アップルミントとかヘリクリサムなどを使っているものを見ると、「嘘でしょう~!」と突っ込みたくなります。最近は、寄せ植えはめったにせず、するとしても、最低一年は単独で育てたことがあって、よく性質を知っているものだけしか寄せ植えにしないようにしています。

でも、山野草は寄せ植え大好き!特に、『草もの盆栽』(NHK出版/山根景子著)で紹介されている作品集をみると、作りたいと思う寄せ植えばかりです。草ものとは言え、盆栽なので、何年も持ち込んで景色を作っていくのが素敵です。今年は植物の交換サイトでたくさんの山野草を頂戴したので、来年、成長を見ながら色々作ってみたいと思っています。

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ここからは(も?)他愛のないおしゃべり。

先日、土に潜っていたカエル君、みんなで覗いたので逃げ出しちゃったと書いたのですが、今日、伯母が、私が寂しがっているといけないと、わざわざ、逃げた方向を電話で教えてくれました。でも、昨日、用土なんかを置いているところを片付けていたら、そこに潜んでいたので、ご心配なく。でも、ぴょんと跳ねて、どこかに隠れてしまいました。またまた邪魔しちゃったかな?

家には睡蓮と蓮の鉢があるのですが、置き場所が悪くて陽当たりが悪いせいか、全然咲きません。蓮鉢は大きすぎて動かせないので、来年の植え替え時に移動させるとして、睡蓮鉢(火鉢)は、今日、急に思い立って移動させました。(せっかちなもので...) 直接用土で植え込んであったので、重かったぁ~。

2~3日前から、庭で使っているハサミが見あたりません。私は庭いじりをするときにエプロンとかしないので、ハサミを持って歩き回るとすぐにどこかに置き忘れてしまい、探し回るということがしばしば。いつもはすぐに見つかるのに今回は見つからず、不便でしかたありません。

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今週の庭仕事メモ(9月24日)

暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、晴天でも、夏の高温多湿の気候と違い、吹く風は涼しくて気持ちいいですね。でも、こんな時はうっかりと風邪を引きやすいもの。皆さんご自愛下さいね。

真鍋かをり似のヒキガエルは、昨日、大勢で入れ替わり立ち替わり覗き込んだので、危険と思ったのか、どこかに行ってしまいました。ゴメンネ。

Karakusa2_1
  • 挿し木した柏葉紫陽花の発根確認。(プリンさん、今月末に植え替えて送りますね~。)
  • 発芽確認:オレガノ(18日播種/21日発芽)、宿根亜麻(18日播種/22日発芽)
  • 逝ってしまったと思っていたカタクリの鉢の中に球根発見!→植え替え。
  • 播種:チャービル、ルッコラ(翌日発芽!)、キンセンカ、宿根亜麻、ディル、フェンネル
  • 球根植え付け:オーニソガラム、水仙“リップリングウォーター”(タキイから到着)
  • 挿し木中のマーシュマロウは、逝ってしまわれました。orz
  • ダブルフラワーカモミール植え替え(但し、危篤状態)
  • 新たに開花した植物:雁金草、吾亦紅、コバルトセージ
  • 開花中の植物:朝顔、サルビアコッキネア、斑入りノシラン、マリーゴールド、ルリマツリ、瑠璃柳、水引、桜蓼(サクラタデ)、ベルガモット、
  • 開花間近の植物:ホトトギス
  • 開花終了した植物:ミソハギ朝顔(強制的に終了)、綿(これ以上は咲きそうもない)
  • 新たに入手した植物:蒔絵萩、姫下野、コバルトセージ(全て頂き物)、水仙球根

  

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Photo_168 
綿の実が大きくなってきました。いつはじけるんだろう?
  
Photo_169 
吾も紅なり...
 
Photo_170 
不如帰
やや小型(20~25センチ)で、葉が覆輪のタイプです。
 
Photo_171 
ハゼノキも色づき始めました。
今年は実を拾うぞ~。
 
Photo_172 
貰ってからしばらくポリポットに植えてあったブラックベリーを鉢に植えました。
友達に貰ったモチノキの剪定枝でオベリスクもどきに。
 
Photo_173 
頂き物のコバルトセージ
花芽イパーイ 
ヽ(゚∀゚)ノ
 
Photo_174 
これも頂き物の蒔絵萩と姫シモツケ。
小さくて見えないかも知れないけど、蒔絵萩は小さな花が咲いてます。
 
Photo_175 
紅チガヤの葉に謎の卵

  

※庭の植物の様子は「庭仕事フォトメモ(06年09月)」にも随時UPしています。宜しかったらご覧下さい。

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極楽ガエル

今朝、庭に出てみると、新たな発見がありました。

まず、悪い発見。せっかく芽生えたジギタリスの育苗床が野良ヌコ(猫-私の中では蔑称)にひっくり返されていました。

ヽ(`Д´)ノ ウワァァァァァァァァン

50位芽が出ていたのに、救えたのは30芽くらい...でも、ダメージを受けたので、このうち何株がちゃんと成長するのか... もう一回、

ヽ(`Д´)ノ ウワァァァァァァァァン

これでもう完全に猫は敵になりました。でも、気が合う方は何故か猫好きが多いので、多分、私自身は「猫型」タイプなのかも知れません。

これ以外の発見は、金木犀が咲いていたこと。背が高いので、いつも香りで咲いたことに気づきます。そして、雁金草も今日、開花していました。

もう一つ、昨日、土に潜ったチビガエル(2匹住みついているヒキガエルの内、小さい方なので)を見つけたところに行ってみたら、またも顔だけ出しているカエルを発見。この場所は徒長して幾重にも重なっているカラミンサの花穂の下の地面で、きっとひんやりしていて気持ちいいんでしょうね。

Photo_167 カエルにとって、酵素風呂とか岩盤浴みたいなものなのかな?デトックス中?

それにしても、気持ち良さげにしていますね。

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サルビアコッキネアの里親探し

家にはサルビア・コッキネアが一株あるのですが、寒さにはやや弱いものの、春から秋までずっと咲き続けます。それで、門の前に飾っている花が終わると、リリーフピッチャーのようにサルビアの登板となります。開花期が長いので、春にこぼれた種は夏頃から芽を出し、秋には開花するものもあるので、ねずみ算式に増えていきます。1株あれば十分なので、里親探しをすることになるのですが、一番簡単なのが、門の前に株を並べて、「ご自由にお持ち下さい」と札を出すことです。

Photo_166 ネットの掲示板と違い、苗の状態だと、通りがかりの人にはどんな花か分からないためか、貰い手がいないことも多いのですが、この日は見本の花がちゃんとあるので、2時間ほどの間にみんな貰われていきました。

あっ、そうだ。深山苧環もこれで里親探そうっと。

 

 

Kaeru メギツネさんのリクエストにお答えして、カエルの画像です。

写真を撮ろうしたら、逃げ出しちゃいました。頭以外は泥まみれです。

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晴耕雨読

先週あたりから、今までとは天気が一変して、雨がちで涼しい日々が続いています。今日は台風の影響でしょうか、なま暖かい風と共に、朝からしとしとと雨が降っています。こういうときは晴耕雨読といきたいのですが、やっぱり朝からゴソゴソと種蒔きなんかをしてしまいました。

詳しくは、週末の「今週の庭仕事」でご報告しますが、秋蒔きできるハーブの種を蒔き、余っていたヘンリーヅタの子株で草物盆栽風の一鉢を作りました。

Photo_165 下に敷いている受け皿は100均で買った黒塗りの木製トレイですが、ちょっといい雰囲気です。

そう言えば、いつものように挿し木中の柏葉紫陽花をチェックしていて、久しぶりに鉢裏を覗いたら、根が出ているのを発見しました。

ヽ(゚∀゚)ノ

実は、ある掲示板で、柏葉紫陽花を募集している方に、無責任にも「挿し木中です」とご連絡したら、根付くことなく枯れてしまい、新たに枝を採って挿し木したものだったので、これで責任が果たせるとホッとしました。

と、まぁ、こんな日でも土いじりをしている私ですが、やはり、昼間の長さも目に見えて短くなってきたこれからは、インドアの趣味、特に読書にはピッタリの季節でもありますね。

先日の読売新聞に世界的に有名なイギリスの作家、ジェフリー・アーチャー氏の近況が載っていました。数年前に偽証罪に問われ、服役生活を経験した氏の復帰作が3月に発行されたと聞き、翻訳が出るのを楽しみに待っています。代表作はなんと言っても「ケインとアベル」(上・下巻/新潮文庫)でしょうが、私は「チェルシーテラスへの道」(上・下巻/新潮文庫)も印象に残っています。

ストーリーはロンドンの貧しい下町で生まれた主人公が同じロンドンでも高級な地域であるチェルシーテラスに店を開くという夢を、様々な紆余曲折を経て実現していくというものですが、この本を読んだ当時、ニュージーランドに出張した際に知り合ったおじいさんと文通していて、その方は若いときにロンドンから家族でニュージーランドに移住した方だったので、この本を薦めたところ、読後、手紙で、色々と解説をしてもらったからです。原題の“as the crow flies”は「一直線に」(「カラスは一直線に飛ぶことから」だそうです)は、主人公の成功していく様を表しているのかも知れませんが、主人公の生まれた地域とチェルシーテラスは、カラスがひと飛びするほどの距離にも関わらず、雲泥の差がある、というようなことを解説して貰った記憶があります。そのおじいさんは、数年前に94才でお亡くなりになったのですが、ジェフリーアーチャーの名前を久しぶりに聞いて、おじいさんを偲びました。

イギリスではクリスマスの頃に出るという新作も、氏が獄中で他の収監者から聞いた話をヒントにした作品が幾つか入っている短編集だそうで、才能のある人は、どんな状況でも、それを無駄にしないものだと感心します。

あと、同じイギリスを舞台にしても、どたばたギャグ満載のフロスト警部シリーズもお奨めです。だらしなくて下品なジョークを連発するジャック・フロスト警部が難事件を解決するお馴染みのシリーズで、『クリスマスのフロスト』 『フロスト日和』 『夜のフロスト』という三部作が創元推理文庫(R・D・ウィングフィールド)から出ています。これも読み出したら止まりません。

最後に、最近読んだ本をご紹介します。日経新聞に紹介されていた本ですが、『謝々!宮沢賢治』(朝日文庫/著者:王敏〔ワン・ミン〕)という本で、文化大革命の時期に青春時代を送った著者が宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の詩に出会い、その世界観に感動して、宮沢賢治の研究に取り組む過程を著した本です。残念ながら、私は賢治の作品は子供の頃にほんのいくつかしか読んでおらず、賢治の作品の分析の部分は読みづらかったのですが、文化大革命当時の中国という特殊の環境の中で、外国文学、しかも日本文学を学ぶ苦労や、そういった状況であるからこそ得られる「学べる喜び」が読む者に伝わってくる本でした。また、文化大革命時代を経験したからこそ、宮沢賢治の世界が理解できるという、著者の言葉には、ジェフリー・アーチャー同様、才能豊かな人にとっては、苦境も糧になるものだと感心したりしました。

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今週の庭仕事メモ(9月17日)

いきなり園芸とは全く関係ない話ですが、今、大相撲の秋場所中ですね。家の近所に、相撲部屋があって、若いお相撲さんを時々見かけます。(大概、ちゃんこの買い出し中。あ、お相撲さんの方が、ですよ。)スーパーなどでは、時々、香りでお相撲さんがいることに気がつくことがあります。鬢付け油って、いい香なんですよね。私は子供の頃から小兵力士が好きで、今は、安馬を応援しています。今場所は調子いいのですが、昨日、怪我をしてしまいました。大丈夫かなぁ。あと、小兵ではないですが、稀勢の里は久々に将来横綱を狙えそうな日本人力士なので、がんばって欲しいです。それに、笑顔の可愛い琴光喜も応援しています。最近知ったのですが、愛子内親王が琴光喜のファンなんだそうですね。そう言えば、お顔が似てるかも...

いよいよ、秋の種蒔きシーズンが本格的になってきましたね。春はまだ寒い内から室内で育苗したりして面倒でしたが、秋は比較的、管理が楽ですね。、毎朝、新たな発芽を発見しています。

今年は色々な方からたくさんの種子を戴きました。ゆりりんさんから戴いた紅花大根草や、kaoruさんから戴いたジギタリスや花しのぶ、それとエーデルワイスは既に発芽しています。(ジギタリスは半分ほど播種しましたが、それでも私一人には十分すぎるほど発芽したので、残った種を毒草ガーデンに寄贈しました。ジギタリスは毒草ですから。)あらためて、ありがとうございました。

<(_ _)>

植物の交換を通じて知り合った方達からは、植物だけでなく、様々な有意義な情報を戴きます。先日、メギツネさんのブログのBBSに「ユキモチソウが欲しいよぅ。」と書き込んだら、それを読んだノラケロコさんから、ユキモチソウの球根を下さるとのメールを頂戴しました。そのメールの中で教えていただいた本が役に立ちそうなので、さっそく注文しました。

タネから楽しむ山野草
タネから楽しむ山野草(東京山草会/\2,250)

ユキモチソウの育て方だけで6頁にも渡り、全部で68種も(同種のものを含めるともっとたくさん)の植物の育て方が詳しく紹介されています。これはすごく役立ちそうです。みなさん、私に何でも聞いて下さい!

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  • 種が続々発芽:紅花大根草(13日発芽/所要日数:7日)、ジギタリス(14日/5日)、ハナシノブ(14日/5日)、エーデルワイス(15日/6日)
  • ワケギ発芽
  • スノードロップ球根植え付け。(夏にタキイに注文したものが到着!)
  • 播種:フクシア(頂き物)
  • 挿し木:レモンバーベナ、ローズマリー(11日)(野良猫にイタズラされていたから、ダメかもorz)
  • 吾亦紅のウドン粉病がひどいため殺菌。残った薬剤はバラに散布。
  • 挿し木中の柏葉紫陽花は今週も変化なし。そう言えば山椒もだ。ただ、山椒はちょっと芽が膨らんできた気がする。マーシュマロウは、なんか厳しい状況になってきた。
    (つД`)
  • 新たに開花した植物:満州イトラッキョウ
  • 開花中の植物:朝顔、サルビアコッキネア、斑入りノシラン、マリーゴールド、ルリマツリ、瑠璃柳、水引、桜蓼(サクラタデ)、ベルガモット、ミソハギ(まだちょっと咲いてた。)
  • 開花間近の植物:雁金草(カリガネソウ)、吾亦紅
  • 開花終了した植物:なし
  • 新たに入手した植物:ハルトラノオ(頂き物)、ニオイザクラ、カラー

  

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Photo_158
ニオイザクラの花です。凝った形をしていますね。
 
Photo_159 
雁金草はもう少しで開花。
あぁ臭い!
 
Photo_160 
野紺菊の蕾
 
Photo_161 
寄せ植えの仕立て直しをしました。
全てグリーンなので分かりづらいのですが、コニファー2種と、
左奥にはマーガレット“エンジェリックスノー”を配しました。
 
Photo_162 
これも分かりにくいのですが、マーガレットと、手前に
イベリスが植えてあります。一つ前の画像の立ち性の
コニファーは、この鉢に植えてありましたが、マーガレットと
イベリスが大きくなったので分けました。
後ろにボーボーの芝が映ってます orz
  
Photo_163
ジギタリスはイメージと異なり、小さな種でした。
この何倍もの数の芽が出ています。
他にも、発芽している種はたくさんありますが、
同じような画像になるので、ジギタリスのみUP。
  
Photo_164
紫式部も色づき始め...

※庭の植物の様子は「庭仕事フォトメモ(06年09月)」にも随時UPしています。宜しかったらご覧下さい。

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花売り娘

庭仕事をしていたら、花売り娘がやって来ました。但し、「娘」には「元」がつきます。

茨城の園芸農家の方だそうで、この近所の花屋に植物を卸しに来たついでに、リヤカーに数種類の鉢を載せて、売り歩いているとのことでした。

茨城の方というのは、アクセントですぐに分かったのですが、茨城弁って、囁くように話すとフランス語みたいに聞こえます。(そう思うのは私だけかな?)あと、外国語に喩えると、時代劇などで聞く江戸っ子言葉はイタリア語のように聞こえます。私の知人で福島出身の人がスペイン語はまるでズーズー弁だといっていましたが、これはどうでしょうか?多分、大学の先生が、福島訛でスペイン語を教えていただけだと思います。

方言といえば、読売新聞に、春頃からずっと、方言に関するコラムが連載されているのですが、その連載の始めの方に、関西の方からの「東京の言葉は冷たい」というような声が紹介されていました。その言葉に対する東京の方からの投書で、「(フーテンの)トラさんの言葉は冷たいでしょうか?」という反論も掲載されていましたが、東京弁(?)として捉えられている標準語は作られた言葉なので、冷たく感じるのかも知れませんね。よく、会社の大阪支店の女性が「東京の人の話し方は恐い」と言っていたらしいのですが、私なんか、大阪支店に電話を掛けると、おばちゃんの関西弁が恐かったものでした。実際会うと、優しい方達だったので、その方言のネイティブではないと、微妙なニュアンスが伝わらないんですよね。今、関西弁と、大雑把な言い方をしてしまいましたが、関西にお住まいの方からは異議を唱えられそうですね。私には区別できませんが、関西弁といっても、地域によって微妙な違いがあるようで、私の同僚には関西弁を話す人が多かったのですが、一人、ソフトな話し方をする方がいて、誰かに、船場の言葉だと教えて貰いましたが、船場の言葉がそうなのか、その人の人柄が話し方に出ているのか、よくは分かりません。(このあたり、関西の方、コメントお願いします。)

閑話休題。

結局、花売りおばちゃんから、2鉢、植物を買ってしまいました。どちらも、私の育てている植物とは傾向が違うものです。

Photo_156

ニオイザクラです。この植物は知らなかったので、花屋さんに待っていてもらって、急いでPCで検索しました。本来は11月頃から咲くらしく、インド原産なので、冬は室内で管理した方がよいようですが、花のない時期なので、良さそうです。

 

もう一つは、ちょっと私には冒険的な植物です。 

Photo_157 レモンイエローのカラーです。(中心にあるのは、葉です。)

今の時期、すご~く地味だった庭が、ちょっと明るくなりました。

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バジル

私は毎年バジルを育てるのですが、バジルを使った料理というと、トマトやモッツァレラチーズ、生ハムなどと合わせたサラダか、パスタのトマトソースに香り付けに入れるくらいしか利用しないのですよね。バジルを使ったパスタソースならジェノベーゼ(松の実やチーズ、オリーブオイルを加えてペースト状にしたもの)が一般的ですが、これは脂っこくて、あまり好きではないので作りません。だから、自分で食べるより、虫の餌になっている方が多いかも知れません。

コンテナの中のバジルもそろそろ終わりだし、収穫して乾燥保存でもしようかな、と思っていたのですが、ネットで検索したら、塩漬けにして保存する方法を見つけました。

Photo_155 作り方は簡単で、

  1. ① バジルを水洗いしてキッチンペーパーなどで水気を良くふき取る。
  2. ② 保存瓶の中に、粗塩と①のバジルを交互に入れる。
  3. ③ 冷蔵庫で保管(1年間保存可)

だ、そうです。

2~3日したら使え、使用する際は水で洗って塩気を取ります。

何より良さそうなのは、色も香りも持続するそうで、また、バジルの香りが移った塩は、それを生かした料理に使えそうです。

ところで、これ、モイストポプリの作り方と似ていますね。普通ポプリというと、乾燥させたドライポプリですが、モイストポプリは塩で材料のハーブなどを漬け込んで、冷暗所に置いてしばらく熟成させた後、好みのエッセンシャルオイルなどを加えて作ります。

育てている植物に、香りの良い花は少ないので、ポプリを作ろうなどとは思ったことはないのですが、香りの良いハーブの葉でもできるのかも知れませんね。(間違ってもカリガネソウはだめですね。)

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庭を眺めながら...

私がよくお邪魔するブログでは、皆さん、毎日のように素敵な花の画像をUPしてらっしゃるのですが、この時期、地味~な植物が多い私の庭では、ご紹介するような花の写真がないのですよね。フォトメモに載せるにも寂しい画像ですが、この2~3日に撮りだめした画像を載せてみることにします。

Photo_148
バケツでの飼育はメダカの稚魚にとってはよい環境ではなかったようで、だいぶ少なくなってしまいました。それで、以前、葦を育てていたミニ火鉢に水草と共に移してみました。バケツが無くなってスペースができたので、野良猫にイタズラされないよう、苗床や挿し床を棚の上に上げてみました。

と、火鉢の中で蠢くものが...

Photo_149
モノアラガイです。サカマキガイとよく似ているのですが、確か、貝が右巻きか左巻きかで区別するとか。家にいるのはモノアラガイのようです。
それにしても、マツモにむしゃぶりついています。

ややグロテスクな写真でしたので、お口直しに花の画像を。

Photo_150
前にもフォトメモでご紹介したムクゲです。
底紅になるだけでなく、花びらにも赤い絞りが入ると書いたのですが、それがよく分かる画像が撮れたので再掲します。
今年は、全てがヒコバエのような枝なのですが、来年になったら、これが全て旧枝になり、整枝しなくてはならないので、挿し木したい方がいらしたら放出しますよ。ムクゲは簡単に根付きますので。

Photo_151
最近まで蕾がヘラヘラ笑っていた(ように見えた)秋明菊も咲き出しています。花弁に大小があり、ハドスペンと呼ばれるタイプですが、この花は極端に大きさがちがいますね。秋明菊は中国原産ですが、古い時代に日本に入ってきたらしく、欧米では、ジャパニーズ・アネモネと呼ばれて紹介され、海外で様々な品種が作り出されたようです。

ところで、家の庭にはデュランタがあるのですが、どうも上手く育てられず、(と言っても、枝は勢いよく伸びています。)花が咲かないんですよね。それで、調べていたら、剪定をしないと、枝が伸びるのに養分が使われ、花が咲かないというのを読んだので、よく見もせずにチョキチョキ切っていたら、花芽を発見! もしやと思って、切り落とした枝を見たら、

花芽がついてたぁ~ (つД`)

Photo_152
残った花芽は1枝だけです。
。・゚・(ノД`)・゚・。
それでもいいから、きれいに咲いておくれ。

Photo_153
これはこの春戴いたコモチレンゲです。花も咲くそうですが、これだけでも十分可愛いですね。

Photo_154
最後に何を撮りたいのか分からない写真ですが。
中心の背の高い植物は吾亦紅です。まだグリーンですが、花もたくさん付いていて、秋ですねぇ~。

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ハーブのルームスプレー(2)

前回のブログ「ハーブのルームスプレー」では、大雑把な書き方をしたので、コメントやメールでお問い合わせをいただきましたので、ちょっと補足します。

まず、草花の化粧水ですが、時々私がブログの中で言及している『自然暮らしのレシピ』(著者:境野米子/出版社:家の光協会)という本で紹介されている草花の化粧水の作り方を参考にしました。利用する植物によって、若干分量が異なるのですが、例えば、レモンバーム(レモンの香りがするヨーロッパ原産のハーブ/学名:Melissa officinalis )で作る場合は、生の葉0.5gを大さじ一杯(15cc)のエタノールに一晩漬け、75ccの精製水に、しっとり感を出すグリセリンを少々加えて作ります。

自然暮らしのレシピ 自然暮らしのレシピ(著者:境野米子/出版社:家の光協会)

ルームスプレーは、分量のエタノールの一部を、上の方法でレモンバーベナ(+適当に摘んだペパーミント)を漬けるのに用い、残りの分量のエタノールを加え、エッセンシャルオイルを数滴加えた後、さらに精製水で稀釈して作りました。

前回、画像が手元になかったのですが、ハーブを一晩漬け込んだエタノールはこんなに濃いグリーンに染まりました。

Photo_146 真ん中の小瓶です。

左側はルームスプレーで、右側はユーカリオイルです。ユーカリオイルはオーストラリアに旅行に行った友人のお土産です。エッセンシャルオイルは、日本では普通、小瓶で売られていますが、オーストラリアでは大瓶で売られているんです。(この瓶は200mlです。載っている椅子は座面の一辺が30cmもないおもちゃの椅子です。)もったいなくてチビチビと使っていたら、思いっきり消費期限を過ぎてしまいましたが、肌に付けたりはしないし、まだよい香りがするので、これからもチビチビと使います。しかし、ラベルにも瓶にも“POISON”(毒薬)の文字が...コワイですね。

漬けた葉は芳香剤代わりに使おうと、100均で買った小皿(もしかして灰皿?)に載せて、これにも数滴のユーカリオイルを垂らしてみました。

Photo_147 もう一種類、勢いで、キンセンカオイルを使った軟膏を作ってみました。

手前のメンタムの空き缶とガラス瓶に入れたものが軟膏で、奥の左側はキンセンカオイル、右側の瓶は仕込み中のキンセンカオイルです。(これらの作り方は、後日ご紹介します。)

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ハーブのルームスプレー

週末、花壇で暴れ放題に伸びているマーシュマロウを剪定して、マーシュマロウの陰になっていたレモンバーベナを救出しました。夏の間、バッタに食べられ、マーシュマロウに覆われ、惨めな姿になっていましたが、脇芽も伸びて成長していました。ティー以外に何か利用法は無いかと考え、アロマのルームスプレーを作ってみることにしました。レモンバーベナの葉にはリモネンという柑橘類の皮に含まれている成分を持つため、名前の通り、レモンのような柑橘系の強い香りを放ちます。

成分の抽出方法ですが、草花の化粧水の作り方を参考にしました。この化粧水というのは、生の葉や乾燥させた葉を少量のエタノールに一晩漬け込み、それを精製水で稀釈して作ります。アルコールを利用することによって、水溶性の成分だけではなく、油溶性の成分も抽出されます。エタノールと精製水の組み合わせは、エッセンシャルオイルを稀釈するときに使うものなので、さらに、リラックス効果があって私の好きなユーカリオイルなどを数滴加えて作ってみました。

エタノールも精製水も薬局で数百円で買えるものなので、ご自分の好きな香りのエッセンシャルオイルを使って、オリジナルのスプレーを作ってみられたら如何でしょうか。

Beadflower1w15darkblue_3 ルームスプレーの調製(基本)

無水エタノール10mlにエッセンシャルオイル40滴(2ml)を加えて混ぜ、精製水90mlで稀釈。

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今週の庭仕事メモ(9月10日)

戴いたサボテンの種が発芽しだしたので、育て方を知っておこうと、本を買ってきました。サボテンだけではなく多肉も扱っている本ですが、種類の多さに驚きます。それに種類(属と言うべき?)により、性質も違えば育て方も様々です。一時、『サボテンを枯らす女』という表現が流行り、「サボテンのようなほとんど水遣りをしなくてもよい植物を枯らせるようなずぼらな女」という意味で使われていた記憶がありますが、これは当たってないですね。生半可な知識で世話をしたら絶対に枯れます...、サボテン。

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  • 剪定したクレマチスを挿し芽。(発根促進剤のテスト)
      _  ∩
    ( ゚∀゚)彡 ルートン、ルートン!!
     ⊂彡

  • 播種:紅花大根草(6日)、エーデルワイス、ジギタリス、スカビオサ、ハナシノブ(9日)
  • 挿し木中の柏葉紫陽花は今週も変化なし。
  • 球根植え付け:ワケギ
  • 新たに開花した植物:秋明菊、西洋朝顔“サンライズ・セレナーデ”、サクラタデ
  • 開花中の植物:朝顔、サルビアコッキネア、斑入りノシラン、マリーゴールド、ルリマツリ、瑠璃柳、水引
  • 開花間近の植物:雁金草(カリガネソウ)、ワレモコウ、満州イトラッキョウ
  • 開花終了した植物:クレマチス・インテグリフォリア“アルバ”(剪定のため、強制的に開花終了)
  • 新たに入手した植物:ミニバラ(奉仕品で安くなってました。植え替えによる負担を軽減するため、蕾は1つだけ残してあとはカット。レモンイエローとグリーンのグラデーションで、私好みの雰囲気。)、大文字草(頂き物)、サンショウモ、黄金オニユリのムカゴ(頂き物)、9日に播種した種(頂き物)

  

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深山苧環(青)は順調に育苗中

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雁金草の花芽

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桜蓼(サクラタデ)開花。でもまだ2輪だけ。

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ブルーベリー“ティフブルー”の新芽

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爪蓮華も花芽が見えて...

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バックヤードと思いきや、玄関脇の風景。
剪定枝もいろいろ挿してます。

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近付くと「餌クレ、えさ!」と水槽にへばりつく欠食メダカ

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カブラキキョウモドキの葉の上でデート中のオンブバッタ。
 (#゚Д゚)ゴルァ

  

※庭の植物の様子は「庭仕事フォトメモ(06年09月)」にも随時UPしています。宜しかったらご覧下さい。
  

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えっ、本当?

先ほどテレビ番組で、さまざまな外来語の語源が紹介されていました。それによると、「びっくり」の語源はドイツ語で、第一次世界大戦に破れて捕虜になったドイツ軍兵士(民間人も含まれていました)が、日本の捕虜収容所で、ウィルヘルム皇帝退位の報を聞いて発した「えっ、本当か?(ヴィルクリッヒ?/Wirklich?)」が転じたものだと言うのです。(参考:5月11日のブログ「バルトの楽園」)

これには、私も思わず、「えっ、本当?」と発してしまいました。

日本語にはカタカナ語(外来語)が多く使われますが、ドイツ語にも結構多いように思われます。ただ、外来語だらけと言ってよい英語に比べ、古くからのドイツ語に混じって外来語が使われるため、外来語が目立つのでしょう。

私は、あまり語学は得意ではないのですが、ドイツ語を勉強し始めた理由の一つは、(英語やフランス語に比べて)発音の簡単さと、語彙数の少なさからです。語彙数の少なさというのは、ちょっと語弊があるかも知れませんが、ドイツ語は日本の熟語のように、基本的な(簡単な)言葉を熟語のようにくっつけて、別の言葉を作ってしまう造語性があります。英語でparachute、parasol、umbrellaという言葉は、日本語とほぼ同じ、落下+傘(Fallschirm)、太陽+傘(Sonnenschirm)、雨+傘(Regenschirm)です。ちなみに英語の単語はparachuteとparasolがフランス語からの借用、umbrellaはイタリア語が語源です。

もう一つ、これは本に載っていた例ですが、日本語で「水頭症」という病名を目にすると、詳しくは分かりませんが、何となく頭(脳)に水が溜まるのかな?と想像がつきますが、ドイツ語でも「みずあたま」(Wasserkopf)という表現をします。これが英語となると、hydrocephalusと、多分、教養がある人でないと、意味は想像できないのではないでしょうか。

今、手元に正確な数字がないのですが、以前、本で、「1000語単語を覚えると、その言語の日常会話を何パーセント理解できるか」という比較で、ドイツ語はかなり理解できるという数字を見たことがあります。今、手元にあるのは、フランス語は83.5%、日本語は、なんと、というか、やっぱりというか、60%だそうです。多分、ドイツ語はフランス語並みかそれ以上だと思います。もっとも、日本人にとっては、語順とか、そもそもの発想の違いから、ドイツ語が簡単な外国語だとは、ちょっと囓った今ではとても言えませんが...。

最後に一つ、日本人にとって簡単で最も利用価値の高いドイツ語の表現を。

ドイツ語で、「あっ、そう」と相づちを打つとき、「あっ、そう」と言います。正確には、Ah, so !(アッ、ゾー)ですが、日本式の「あっ、そう」で十分です。ドイツ語圏に旅行したら、是非使ってみて下さい。

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植物の逆襲

以前、「植物の自衛手段」というタイトルで、動くことのできない植物が、さまざまな外敵から身を守る手段を掲載した新聞記事をご紹介したのですが、時々、世話をする人間すら痛い目に遭うことがあります。特に棘のある植物は、油断すると、文字通り「痛い目」に遭いますね。以前から育てているアイスバーグというバラは比較的棘が少なく、手袋をしなくても平気なのですが、ミミ・エデンとか、箱根バラなどは、アイスバーグと同じ感覚で触ると、強烈な棘の餌食になります。

山菜で有名なタラノキなども、私は八百屋で、しかも食用になるタラノメしか見たことがないのですが、写真で見ると凶悪な棘で武装していますね。これも美味しいが故に、動物に食べられないために進化したのでしょう。

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家の庭にはもう一つ、私に攻撃を仕掛けてくる植物があります。それは雁金草(カリガネソウ〔左の画像〕)です。

その攻撃とは、悪臭です。

図鑑で読んで、以前から、この植物に臭気があるというのは知っていたのですが、以前、園芸店で買った株は全く臭いがなかったので、この春に分けていただいた雁金草を育てて、その臭さに驚きました。一番無難な喩え方をすると、硫黄の臭いでしょうか。以前育てた株は弱々しく、枯れたあと、そのまま消えてしまいましたが、今回戴いた株はとても元気で、グングンと成長しては、愛嬌ならぬ、悪臭をふりまいています。(風などに揺れると臭います。)

あとは、以前もご紹介したミヤマイラクサです。棘が痛いというだけでなく、毒、とまではいきませんが、ヒスタミンという物質を分泌するらしく、これが焼けるような痛みを感じさせる元となっているようです。ただ、毒草と薬草は使い方次第のようで、ミヤマイラクサも蕁麻(じんま)という漢方薬になるようです。(ちなみに蕁麻疹とは、ミヤマイラクサに触った時の痛がゆい症状と似ているために、その名が付いたそうです。)そう言えば、代表的な毒草のトリカブトも、私が時々服用する煎じ薬に附子(ぶし)という名で入っています。

それにしても、こうした攻撃的な植物には、結構、美しい花が多いような気がします。バラはもちろんのこと、雁金草も、小さいですが、とても個性的な形の美しい花ですし、トリカブトもそうですね。

そんな毒草で庭を花園にしたいというブログがあります。私がよく利用する掲示板(2ちゃんねるですけどね)にスレッド(トピックス)が立ったので、時々覗いていたら、とうとう、ブログが立ちました。それで、家で大株になって持て余し気味だったロベリア(一応、毒草)を押しつけちゃったりしました。でも、意外と美しい花園になる予感がして、楽しみにしています。

「目指せ!毒草ガーデン」はこちら、あるいは、左の「園芸仲間のコーナー」からお入り下さい。

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お手軽D.I.Y.

私は自分で言うのも何ですが、小学校の頃から図画・工作の類が割と得意でした。2年前に、小学校6年生の時に埋めたタイムカプセル(その時、小学校が創立百周年だったのを記念したもの)を掘り上げたとき、2枚のポスターが出てきたのですが、その内の1枚は私の作品でしたが、自分では全く記憶が無くて、裏返しにして自分の名前が書いてあることで気づきました。と、ここまでは自慢話なのですが、私の欠点は、せっかちなことと飽きっぽいことで、何時間もかかる作業となると、もう面倒で、そのため、手芸の類は大の苦手です。

それと、今では技術・家庭科は男女とも同じ課程を学ぶようですが、私が中学生の時は別々だったので、大工道具が使えないのです。これはものすごく残念で、園芸をしていると、自分の好みのガーデニング小物を作りたいと思うものですが、鋸で板を切ったり、釘を打ったりすることができないので諦めています。

でも、私でもできることがあります。それはペンキ塗り。それで、一時凝ったのが、古い家具にタイルを貼ったり、ペンキを塗ったりしてリフォームをすることです。

01_9 週末、500円位で買ってきた台(白木だったので、しばらく庭に放置して少し汚したもの)に、手軽にペンキを塗って、花台を作ってみました。

ちょっと、ユーズド感を出すために、刷毛ではなくスポンジでわざとムラがあるように塗ったのですが、そのために15分ほどで2つの台が完成しました。

 

 

02_4 使った塗料は、バターミルクペイントというもので、ミルクカゼインや石灰など、天然の鉱物顔料を原料としているそうで、使い勝手はほとんど水性ペンキと同じですが、手などについた塗料は、水性ペンキより簡単に落ちるようです。この製品は元々雑誌で知ったのですが、そこではテラコッタの植木鉢に、やはりスポンジでムラに塗って仕上げたものが紹介されていました。

ちなみに、今回使ったのはホワイトですが、他にブルーとクリーム(色)も買ったので、次は何にペイントしようか、と物色中です。

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バターミルクペイントはカントリー工房リトルフィールドというショップで購入しました。
無公害塗料ミルクペイント ミルクペイントはミルクが主成分で作られた自然塗料です。ミルクで作...Sサイズ(236cc):851円、Mサイズ(500cc):1,800円

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今週の庭仕事メモ(9月3日)

9月に入ると、不思議に吹く風が秋めいてきますね。見上げれば空は高く感じられ、夕方になると秋の虫の音が...秋はもうそこまで来ていますね。

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  • バラの夏剪定。(秋によい花を咲かせるための剪定。こういうセオリー通りこともたまにはします。でも、一部の葉が黄変したりして、コガネムシの幼虫に根を食べまくられている予感。)
    ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
      
  • 花オレガノ植え替え&株分け。
  • 紅花沢桔梗“クイーン・ヴィクトリア”株分け&植え替え→メダカの舟に投入。
  • 柏葉紫陽花(8月3日挿し木)とマーシュマロウ(7月22日挿し木)は相変わらず変化なし。
  • 先月播種した3種類のサボテンの種の内、紫雲丸と烏羽玉(ウバタマ)は、数が少ないので、同じ鉢の左右に分けて蒔きました。紫雲丸は早々に発芽したけど、烏羽玉はなかなか発芽しない。と思っていたら、棘のないツルンとした芽が...もしかして烏羽玉の発芽、
    キタ ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !! ??
  • の蔓を剪定。(昨日、近所に買い物に行く途中に、藤を鉢植えで育てている家のご主人が水やりしていたので、教えを請う。そうしたら、切っていいということだったので。来年はもちょっと勉強しよう。)
  • 新たに開花した植物:木槿(ムクゲ)
  • 開花中の植物:クレマチス・インテグフォリア“アルバ”、マリーゴールド、ポーチュラカ、ウォーターバコパ、瑠璃柳、ルリマツリ、フイリノシラン(ヒメヤブラン)、マーシュマロウ、
  • 開花間近の植物:秋明菊(毎週同じこと書いてますね)
  • 咲き終わった植物:赤花沢桔梗(切り戻し)、蓮華升麻、ニゲラ、ミソハギ、バラ(剪定のため)
  • 新たに入手した植物:マツモ(プラ舟に比べ、水槽が殺風景なので入れてみた。根が生えないかと、ガラスの容器に川砂で植え込み。)
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いきなり虫で恐縮ですが...
 
アゲハの幼虫が無事、蛹になりました。
グレープフルーツの木の真下に移動した
更科升麻の鉢の側面で見つけました。
初めて見たけど、角があるんですね。
  
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秋明菊の蕾
ずっとこんな感じでニヤニヤしています。
  
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瑠璃柳
花を見るとナス科ということがよく分かります。
青みがかった葉がきれいです。
(早朝の光だったから、実際より青みが強いかも)
 
 
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無惨な紅花沢桔梗
右側の水槽の中で揺れているのがマツモ。
 
※庭の植物の様子は「庭仕事フォトメモ(06年09月)」にも随時UPしています。宜しかったらご覧下さい。
 

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ドイツの園芸雑誌から

以前、『ドイツ版「植えてはいけない」』でご紹介したドイツの園芸雑誌、今でも寝る前などに読んで楽しんでいます。

この雑誌の「今月の作業」というページに載っていたのですが、南ドイツでは8月15日から9月12日の間に7種のハーブを収穫して花束にし、教会に奉納する習慣があるそうです。ハーブは、アルニカ(Arnika)、セント・ジョーンズ・ワート〔西洋オトギリソウ〕(Johanniskraut)、ヴァレリアン〔西洋カノコソウ〕(Baldrian)等で、必ず7種類でなければならず、この花束は、そのまま冬まで乾燥させたあと、ティーとして飲むのだそうです。

雑誌で紹介されるくらいなので、それ程一般的な習慣ではないのでしょうが、宗教的な行事とハーブが結びついているのは、ヨーロッパらしいと思いました。名前の挙がっていたハーブは、それほど日本では一般的に栽培されないものもあるので、少し調べてみたら、どれも古くから薬として利用されてきたものらしく、ヴァレリアンは、イギリスでは魔女が魔ものを狩るときに用いると言われているそうで、キリスト教の普及以前からの風習かも知れません。

私はドイツ語圏の国を回数も忘れたくらい訪れていて、植物はよく見かけるのですが、一般家庭の庭がどうなっているのかは、知人の何件かの庭しか見たことがないので、よく分かりません。それ程オープンではない国民性か、どちらかというと家の裏側や中庭に手をかけるような気がします。ウィーンの中心部でも、時々、通りに面した扉の間から素敵な中庭が垣間見えることがありますが、プライベートな空間のようです。

Mosbach_web 庭を見る機会が少なくても、この国の人達が花を飾ったり育てたりすることが好きな証拠は、至る所で目にすることができます。

これは、ドイツのある地方都市の広場と市庁舎(市役所)の建物ですが、ドイツの市庁舎は大概古く美しい建物で、多くの都市では観光名所になっています。(大都市では、効率の面から新しい建物を建造しても、旧市庁舎というのが残されています。)そして、市庁舎と言えども、窓辺は花で飾られ、冬には小型のコニファーや装飾品でクリスマス気分を盛り上げてくれます。 

  

Mosbach02_web これは一般の家ではなく、博物館となっている建物ですが、この町の旧市街にある民家はどれもこんな雰囲気です。

 

 

 

ドイツ人の園芸好きは、電車や車に乗っていても気づきます。「小さな庭」(Kleingarten)と呼ばれる4坪ほどに区切られた貸し農園(農園とは限りませんが)は、どれも納屋付きで、事情を知るまでは、ドイツにも「ウサギ小屋」のような家があるんだ、と思ったくらいですから、とても立派です。庭がないお宅は、こうした「庭」を借りて、園芸を楽しんでいるようです。

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ところで、前述の雑誌のHPを見ていたら、最新号の目次〔fg906_inhalt.pdf (525.6K)〕をダウンロードすることができました。もちろんドイツ語ですが、お好きな方は、写真を見ても楽しいのではと思い、添付してみました。

幾つか画像を解説すると、

  • 36(ページ):庭の中に部屋のような空間を作るアイディア
  • 24:カントリーガーデン風のデコレーション
  • 52:シェードガーデン(日陰向きの植物をパッケージにした商品の広告も出ているようです。〔Pflanzenpakete zum Bestellen〕)
  • 78:お奨めのグラス(イネ科の植物)

などです。

このHPには、面白い機能もありました。といっても、ドイツ語の雑誌や新聞のサイトではよく見る機能なのですが、バックナンバーの特集記事を0.5ユーロ位の値段で個別に買うことができるのです。私はこれを見るたびに、何で日本のメディアのサイトはこういうサービスをしないのだろうか、と思います。そもそも、日本の新聞や放送局のサイトは、アーカイブス(記録保管庫)としてのサービスをする気がほとんどないのが不満です。例えば、ドイツの国営放送のサイトは、多分、過去に放送したドキュメンタリーを元にしているのでしょうが、かなり読み応えのある記事をふんだんな画像と共に読むことができ、昨年は特に、第二次世界大戦に関わる記事が豊富で、日本軍の戦域の拡大の様子を、ご丁寧にもJavaを使った画面で、詳しく知ることができたくらいです。

と、ドイツの園芸事情を書くつもりが、日本のメディア批判のようになってしまいました。この辺でやめておくことにします。

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