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お盆は過ぎましたが...

と書くと怪訝な顔をされる方が多いかも知れませんね。旧暦のお盆は新暦になって7月となり、それでは農繁期に重なってしまうと、8月にずらした地域が多いようですが、私の住んでいるところは7月にお盆があるのです。それで、この辺りの人は8月のお盆を「月遅れのお盆」と呼んでいた記憶がありますが、現代では人の移動が激しいせいか、この辺りでも8月にお盆をするお宅があるらしく、スーパーなどでは、8月にも藁で作った牛や馬などのお盆グッズを置いているようです。

お盆に関わりが深い植物と言えば、禊萩(ミソハギ)ですね。

Photo_105 我が家でも祖父母の代からの習慣で迎え火と送り火を焚いています。禊萩はこの時に欠かせないので、一株鉢に植えて育てていますが、7月のお盆の頃から8月のお盆まで良く咲いてくれています。

お盆の風習は地域によって様々で、例えば私の父の実家のある地域では、迎え火を焚く習慣はなく、お盆の入りにお墓参りをして、一緒に祖先の霊を連れて帰ってあげるのだそうで、昔は祖先が道に迷わないように角々に火を灯していたそうです。

お盆の時の仏壇の飾り付けや迎え火のやり方は、祖母や母がやっていたのを思い出して真似ているのですが、それぞれの小道具の意味はあまりよく分からないままでした。でも、今やネット時代、調べれば簡単に分かるものですね。

聞きかじりの知識ですが、送り火と迎え火の際に馬と牛を置くのは、「(馬で)早く帰ってきて下さい」、「(牛で)ゆっくりお帰りなさい」という意味があるそうです。また、この辺りでは蓮の葉にナスを賽の目に切ったものを備えるのですが、これは、ナスの種が百八つの煩悩を表し、禊萩に水を含ませて迎え火や送り火の火に向かって、(ナスに触れてから)水をかけるのは、これで煩悩を鎮める意味があるのだそうです。

禊萩自体はそれ程好みの花ではないのですが、煩悩だらけの私の庭にはピッタリなのかも知れません。

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コメント

その土地の風習は地区外の方からすると「?」ということが多いですよねf(^_^;;
意味も知らないまま続けてることも多くて…馬や牛を置く理由なんて初めて知りました。納得♪ナットク♪
こちらではナスとかの野菜で動物を作ります^^

投稿: ゆりりん | 2006年8月 2日 (水) 10時54分

こちらでもナスやキュウリで牛と馬を作ることはあるんです。でも、最近は、手っ取り早いので売っている(藁の)ものを買っています。
やはり別の土地から移り住んで来る人のために色々な風習が入り込むのかな?と思っています。例えば、節分の恵方巻き(関西の風習ですよね)とか、お正月の丸餅。こういうのがスーパーに並ぶのは、比較的最近だと思います。

投稿: kiwi | 2006年8月 2日 (水) 16時31分

たしかに~。近県のスーパーが近所にオープンした時、盆&正月グッズの品揃えが変ってて見入ってしまいました。郷土色豊かな食材もあって面白いです^^
恵方巻も初めて知った時は苦しい風習だとノドを詰まらせながら思ったものf(^_^;;
「無言で食べる」と言われて「無理ですぅ~」って…心の中で。大きなおおきな巻寿司でした。15年以上前の忘れられない思い出です(笑)

投稿: ゆりりん | 2006年8月 3日 (木) 22時01分

新暦でも旧暦でも1月1日が正月元日、3月3日は桃の節句、5月5日は端午の節句。そして盆は7月15日と決まっています。だから7月15日が正式な盆であり、8月15日の盆というのは本来の盆から一月遅れで盆行事をしているというだけのことなんです。だから月遅れ盆というのです。間違えて旧盆という人もいます。今年は65年ぶりに旧暦7月15日と月遅れの8月15日が重なります。

投稿: あいこ | 2008年6月20日 (金) 14時19分

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