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今週の庭仕事メモ(8月20日)

春から夏にかけて、様々な方から苗や種をたくさん戴きましたが、私も株分けした苗などを差し上げたので、だいぶ庭がすっきりとしてきました。これで来年のプランもできつつあり(鬼が笑うなぁ)、できるところからと、今はバックヤード化してますが本来は主庭の隅に、和風の宿根草を中心とした小さな花壇を作る準備を始めました。

参考にしているのは、最近買った『イギリス人ガーデナーに学ぶ小さな庭づくり』という本。和風の庭なのに何故イングリッシュガーデン?と思われるかも知れませんが、この本には、庭造りに役立つ様々なアイディアやテクニックが詰まっています。この本のユニークなところは、モニターとして当選した家の庭(一般的な日本の家の庭=小さい)を家主がプロのガーデナーの指導の元に徐々に理想の庭にしていく過程を5年ほどの時間をかけて追ったもので、また、植裁に使われる植物も、日本に昔からあるものが多く、和風の庭にも応用できそうです。例えば、元々イヌ走りのような場所をハーブガーデンに作り替える際、入り口に植えるのが萼紫陽花。適度に視覚を遮り、この奥に何があるのかと興味を喚起させます。

ここには挿し木や種蒔きといった基本的なテクニックも紹介されているのですが、ちょっと目から鱗的な発見もありました。それは発芽後の処理。私は、本葉が展開してからポリポットなどに鉢上げするのですが、ガーデナー氏が行っているのは、双葉が開いた段階で、さらにトレイ状の苗床に移植すること。茎に触れないように双葉を掴んで移植するのは当然ですが、知らなかったのは、ここで、やや深植えにすること。浅い種蒔き用のトレイで過湿ぎみにしてしまい、腰砕け状の苗ができてしまうことがあるので、これは真似してみようと思いました。(ここで、双葉の苗を掘り上げるのに使っているのは割り箸!箸って本当に便利ですね。)

あと、ガーデナー氏が言うには、日本人が勘違いしているのは、イングリッシュガーデンの植裁と言うと色とりどりの草花をイメージしがちだけど、本来、樹木が中心で、草花のことは最後に考えるべきなんだそうです。今回、私が作るのは、たった幅120cm×奥行30~50cmのミニ花壇ですが、玄関前のアプローチとの境になる一番端には柏葉紫陽花を植えてみようかな、と思っています。本の中でボーダー花壇の縁取りに使っている細長い葉(球根植物のようですが)は、タマリュウやハクリュウ、フイリノシランに替え、背の高いデルフィニウムは桔梗にして...と、楽しくプランを考えています。

前書きが長くなりましたが、以下、今週の庭仕事です。

Karakusa2_1
  • 茗荷初収穫ヽ(゚∀゚)ノ  
  • ミニトマトは時々収穫。
  • 約2週間前(8月3日)に挿し木した柏葉紫陽花、葉は青々としたままだけど芽は動かない。と、いうことは根が動いているのかも。
  • とは言え、今年はどうも挿し木や挿し芽の勝率が悪い...
    (つД`)
    岩タバコは、鉢を移動したら、いきなり腐ったし、バラも...。それでも、しつこく挿してます。今のところなんとかなりそうなのが、山椒(雌)1本と、あと、誘引の際に折ってしまった蔓を挿したクレマチス“アルバ”、それと、切り戻した枝を挿したマーシュマロウ。(これは成功したら、ゆりりんさんに送るつもり。)枝達よ、ガンバッテくれ~。
  • 芝生は再びボーボーに。モッコウバラのシュートも自由奔放に伸びている。(全て見えない振りをしてる。)
  • 戴きものの種スカビオサ播種(8月18日)
  • 収穫を終えたブルーベリーの夏期剪定(枝透かし&シュートの先を摘む)

  • 新たに開花した植物:蓮華升麻マーシュマロウ(再開花-ようやく1花分の種を採取。差し上げる約束しているので、ホッ。)
  • 開花中の植物:アイスバーグ(バラ)、クレマチス・インテグフォリア“アルバ”、マリーゴールド、サルビア・コッキネア、ポーチュラカ、ミソハギ、赤花沢桔梗、桔梗、ウォーターバコパ、瑠璃柳、ルリマツリ、アイビーゼラニウム、フイリノシラン(ヒメヤブラン)、ニゲラ(相変わらず細々と)
  • 開花間近の植物:木槿、蕪桔梗擬き(木立シャジン)
  • 咲き終わった植物:丸葉シャジン、ニーレンベルギア(抜いちゃった。ゴメンネ)
  • 逝ってしまった植物:イヌドウナ(気温の上昇と共に溶けるように...合掌。せっかく送って下さったのに、Kさん、ごめんなさい。)
  • 新たに入手した植物:セッコク各種、岩タバコ(桃花-ウチにあるのは初夏に咲くけど、これはこれから開花)、斑入りアロエ(以上、伯父から)、サボテンの種-“紫雲丸”と“鳥羽玉”(ウバタマと呼ぶらしい。画像を検索すると上品な和菓子も表示される。ウバタマが万葉集に出てくるような雅な言葉〔闇、夜、宵などの枕詞〕だかららしい。)、シキンカラマツ、ツリガネニンジン、ハナシノブ(白) くださった方々、ありがとうございました。

Karakusa2_1

Photo_123
あまり画像になることが少ない蓮華升麻の後ろ姿(?)
蕾がこんな風に3つにパカっと割れます。
 
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初収穫の茗荷は冷や奴の薬味に...
 
Photo_125
柏葉紫陽花
差し上げる約束をしているので
何とか根付くといいなぁ。
  
Photo_127
鉢植えにしたセッコクの為に、針金でハンギングを作ってみました。
適当に作った割には良い出来だと自己満足。
なお、撮影用に日向に下げているけど、セッコクはあまり陽の当たらない、風通しの良い場所が好きなので、モッコクの枝に下げることにします。
  
Karakusa2_1

イギリス人ガーデナーに学ぶ小さな庭づくり
イギリス人ガーデナーに学ぶ『小さな庭づくり』
主婦の友社(1,500円)

※庭の植物の様子は「庭仕事フォトメモ(06年08月)」にも随時UPしています。宜しかったらご覧下さい。

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コメント

セッコク、隣とのやや日陰に置いておいたのですが、本に(北海道版)日にガンガンあてて良いと書かれていたので、日向に置いています。
本州と暑さも違うのですが、今のところ元気でホッとしています。

投稿: メギツネ | 2006年8月20日 (日) 21時26分

蓮華升麻って綺麗な花ですね。もし予
約がなければぜひ種を頂きたいもので
す。

日本の山野草ってなんか妙に惹かれますね。
日本の淡水魚と共通するところがある
と思います。
派手でなくしっとりとしていて、でも
じっくり観るとしっかりと自己主張を
しているのは、草花も魚も同じに思え
ます。
私は日淡魚と日本の沈水・抽水植物だけやってましたが、転勤を期に草花と
もふれあいの機会が多くなり、毎日の
潤いになっています。

プリムラは、職場に置いてる方はしっ
かりと管理されてて元気で心配ありま
せんが、自宅の方はちょっと心配な状
況になってきました(;_;)。

投稿: kouyou | 2006年8月20日 (日) 21時27分

メギツネ様

セッコクは、正直に言って管理の方法は良く分からないんです。着生蘭なので、それ程陽当たりは良くないところに生えているのではないかと思うのですが、北海道の気候では、また少し育て方が違うのかも知れませんね。今回貰ってきたのは名前が付いていて、多分花も普通のものとは変わっているのでしょうが、高芽からなので、花を見られるのは早くて2年後のようです。

kouyouさま
蓮華升麻、育て方をググったら、実生が可能みたいなので、種ができたらお送りしますね。今の花は終わりかけていますが、あと2つ蕾があるので、注意深く観察することにします。
 
ところで、この間もらってきた青メダカですが、餌をやると、まるでピラニアのようにガツガツと食べているので、他のメダカと一緒にはせず、別に育てようと思います。せっかくなので、水性植物を植え込んだりして、ビオトープ擬きにしようかななんて思ったりもしています。(今はバケツに日除けのホテイアオイのみ)また色々とお聞きするかも知れませんが、その時は宜しくお願いします。

投稿: kiwi | 2006年8月20日 (日) 23時27分

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