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個人旅行のTips (No.5)-風景写真のtips-

最近、少しずつですが、私のブログにアクセスして下さる方が増えてきて、私の写真を気に入って下さったというお便りも戴きます。私は庭仕事と同じくらい旅行と写真が趣味で、このブログの花の写真こそ安易にデジカメで撮影していますが、旅をするときは、一眼レフ(フィルムカメラ)と三脚、そして(カメラの)各種アクセサリを荷物に詰め込み、その量は、全荷物の1/3くらいの重量を占めます。尤も、写真は全くの独学なので、偉そうに写真を語るのは口幅ったいのですが、今日は風景写真のコツみたいなお話をしようと思います。デジカメで写真を撮っていると、後からいくらでもトリミング(必要な部分だけ切り抜くこと)や、色合いや明るさの補正ができるのですが、できれば一発でカッコイイ写真を撮りたいですよね。写真が上手く撮れない...と仰る方に、これを実践すれば確実に写真がワンランク・アップするテクニックを伝授します。

(写真にお詳しい方には「なぁんだ」と言われそうですが...)

  1. 人間の目は望遠レンズ?
    スイスのアルプをハイキングしていて、突然お目当てのマッターホルンが見えた!という時に、夢中になってカメラを構えている人がいました。でも、人間は視野が狭いので、遠くのものを注視すると、望遠レンズのように、そこだけを見てしまうのです。
      
    もう一度落ち着いてファインダー(デジカメならモニター)を確認してみましょう。フレームに収めたくないものは映り込んでいませんか?
    写真を撮るときは安易にズームを動かして構図を決めるのではなく、自分から一歩踏み出して被写体に近付いてみて下さい。
      
  2. 画面を1/2分割しない(基本は1対2)
    これは構図のお話です。ファインダーに切り取られた風景には、大概、縦や横に画面を分割する線ができます。例えば、緑の水の谷(No.2)の石橋の写真なら、石橋が横の線になって、上下を分割しています。1で書いたように、石橋に注目してしまうと、うっかり画面の真ん中に置いてしまうことがありますが、それだと、分割された上の部分を強調したいのか、下の部分を強調したいのか分からず、主題がよく分からない写真になってしまいます。
      
    この場合は、なんと言っても美しいエメラルドグリーンの水を表現したいので、横に走る線を画面の上1/3に持ってきて川面の占める面積を大きくします。構図は「非対称」を心がけましょう。
      
  3. 画面に奥行きを
    例えば、緑の水の谷(No.1)に掲載した写真では、石造りの小屋を撮りたかったのですが、これだけを大きく撮るのではなく、手前に(何か分かりませんが)石の構造物があったので、これも映し込むことにより、遠近感がでています。この、手前に何かを移し込むというのは、簡単ですが効果的なテクニックで、ハルシュタット(No.1)の写真を撮影する時は、ちょうど良い植物があったので、これを映し込みました。意図したよりピントが深かった(※)ので、植物にも比較的ピントが合ってますが、もう少しぼけさせたかったなぁ。
      
    奥行きとは違う話ですが、画面に意図して枠を作ってしまうというテクニックもあります。サンプルがないのですが、遠くの風景を撮るのに、手前にある木の葉を利用して、葉の隙間に見える風景を撮るとか、ヨーロッパの古城などにある砲眼(障壁などに設けた射撃口)を額縁のように利用すると、面白い写真が撮れます。
      
  4. 地図で撮影のプランを立てよう
    これは、撮影のテクニックとは少しはずれますが、素敵な風景なのに、逆光(カメラの正面から光が当たり、肝心の対象物が陰になってしまう)という経験がないでしょうか?
      
    私は、観光プランを立てるとき、例えば、この展望台からなら、映したい山(方角)は東にあるので、ここに行くのは午後にしよう、とか、この建物は東向きなので、朝日が当たる午前中に訪れようとかといったことを考えて行動プランを立てます。まあ、ここまでやる方は少ないかも知れませんが、海外旅行など、二度と来られない場所の写真では後悔したくないもので...。
      
    教会は西向きに建つので(大聖堂などの話で、礼拝堂などは別です)、撮影は午後が絶対お奨めです。

※一眼レフを使う方はご存知ですが、一眼レフカメラには「絞り」という目盛りがあります。これはデジカメでも「マニュアル撮影」に切り替えると、画面の下隅などに「F2.8」などと表示されるので確認できます。この数値が2.8などと小さい場合を「(絞りを)開ける」と言い、16などと大きい場合を「絞る/絞り込む」と言いますが、絞り込むと、ピントの合う範囲(被写界深度〔ひしゃかいしんど〕)が広く(大きく)なります。写真は、強調したいものにピントをきっちりと合わせ、それ以外のものをぼかすという表現をしますが、このボケの美しさが写真の美しさを左右することが多々あります。花などの接写をする場合などは特に、美しい「ボケ」が重要なポイントの一つとなります。

ここでは主に構図の話をしましたが、露出(どれだけ光を取り込むか)とか、シャッタースピードとかも、もちろん大事です。デジカメをお使いの方は、取扱説明書のマニュアル撮影の各種機能の欄をお読みになることをお奨めします。

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