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野菜の「本能」?

岩手県の西和賀(にしわが)町というところで、地元の農協と生協が共同して『食農教育』(農業体験を通して食べることの重要性や農業の役割を学ぶ)を行っているという新聞記事を読みました。子供達は既に田植えやスイカの苗植えも体験し、記事ではトウモロコシの苗を植えながら、「普段、土に触って遊ぶことが少ないので楽しい。」という子供の声が紹介されていました。親からは、「子供が食べ物について『もったいない』と盛んに口にするようになった。」という感謝の声が多数届いているそうです。

私はあまり野菜は育てていないのですが、コンテナを使って小さなキッチンガーデンをしているので、子供達の気持ちがよく分かります。また、虫に食われてボロボロの葉大根でも、『もったいない』と思って、刻んでシラスと炒り煮(作り方は「野菜を使い切る-セロリ-」/セロリの葉とシラスの炒り煮を参照して下さい)にしたりして無駄にならないようにしています。また、料理に使えない部分は自家製コンポスターで堆肥にしています。

ところで、最近、夏野菜が安く出回るようになり、それはありがたいのですが、少人数の家庭だと、どうしても余ってしまいます。葉物野菜など、堅く茹でて冷凍にしたり、自分でも工夫していますが、最近、ベターホーム協会というところで「大切な食べものを無駄にしない読本」(定価:300円)というのを売っているというのを新聞で読んだので、早速、取り寄せてみました。この本では素材別に保存方法や食べきる期間の目安が紹介されていて、とても参考になりました。例えば、紫蘇の葉は、野菜室にそのまま入れておくより、コップに少量水を入れ、茎(葉柄)の部分だけが浸るようにしておく方が長持ちするというのは知っていましたが、この本では、ジャムなどが入っていた保存瓶に同様に水を入れ、蓋を閉めて冷蔵庫に保管する方法とか、ニラは生のまま数センチの長さ(炒め物などに使う長さ)に刻み、冷凍保存する方法などが紹介されています。

面白いと思ったのは、生のまま野菜室に保存するときの方法で、原則は『栽培されている状態に近くする』のだそうです。葉物や白菜など立てて生える野菜は、寝かせて冷蔵庫に入れると起きあがろうとしてエネルギーを使ってしまい、栄養分が失われるのだそうです。冷蔵庫の中でも本能(?)によって起きあがろうとする野菜たち...。無駄にせずに美味しく食べてあげたいですね。

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