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2006年7月

今週の庭仕事メモ(7月30日)

今週は、ちょっと大きな買い物をしました。と言っても、植物ではなく、薬剤散布用の噴霧器(ヘリグリテントウミノハムシよ覚悟せよ!)とハンディタイプの芝刈り機(エッジトリマー)!

ヒャッホ~!ヽ(゚∀゚)ノ

この春、庭の一部に雑草除けのために芝の種を蒔いたのはいいのですが、それがボーボーに茂り雑草にしか見えない状態でした。それで芝刈り機を色々検討してみましたが、面積も少ないし変形なのでエッジトリマーで十分かと思い購入しました。さっそく土曜日に使ってみると、刈れる、刈れる。
でも、いいかげんに刈ったからトラ刈りですけどね。

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インターネットで採取した種の里親を募集したところ、ある養護学校の先生が応募して下さいました。その学校では、授業の一環として植物を育てたり、陶芸や織物などを行っているそうで、それらの作品を地域の住民向けに販売するところまでを実習としているとのことでした。そこで、余っている苗を(半ば無理矢理)寄贈したところ、教師の方が個人で育てているエビネを送って下さいました。家で地植えにしたエビネは何年も前に消えてしまったので、とても嬉しいプレゼントでした。

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頂いたエビネ
いつかもっとカッコイイ鉢に植え替えます。

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今日は快晴。そこで梅の土用干しを決行。笊に、優に直径5センチはある梅と紫蘇を並べ、メダカの水槽の上へ。梅酢も瓶に取り、日光に当てます。

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土用干し中の梅

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  • 頂き物の深山苧環(青花)の種発芽(? 雑草かも)
  • 長ネギが冷蔵庫で発根してたので植えてみる。
  • ミニトマトの脇芽を切ったので、土に挿してみる。
  • 春に蒔いたホオズキの株分け。
  • サルビア・コッキネアのこぼれ種から発芽した芽を幾つか発見。(特に、門の前の側溝。これは、春に立てられた道路標識の工事の仕方が悪く、側溝に土が溜まるようになったため。サルビアだけならいいけど雑草も生えるので、交通局にクレーム。)
  • クリスマスローズの株元に何やらの芽が2つ。クリスマスローズの実生苗かと思っていたら、丹頂草(イワヤツデ)の芽だった。

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今年4月1日頃の丹頂草
丹頂草の名前は芽出しの頃の赤い芽を丹頂の頭部に見立てたもの。
岩ヤツデは自生地の環境とヤツデに似た葉の形から。

  • クレマチス・インテグフォリア“アルバ”を少し切り戻したら、株元から新しい芽が伸びてきた。
  • 月下美人に花芽。<<追加>>
  • 今週新たに開花した植物:白鹿子百合、カラミンサ(但し、徒長して間延びした花)
  • 開花中の植物:アイスバーグ(バラ)、、ナスタチウム、クレマチス・インテグフォリア“アルバ”、マリーゴールド、サルビア・コッキネアポーチュラカミソハギ、赤花沢桔梗、桔梗、ウォーターバコパ、丸葉シャジン、瑠璃柳、
  • 開花終了:ベルガモット(ホワイト/ワイルド)(一旦切り戻し。脇芽の様子から再開花がありそう。)
  • 開花間近の植物:なし
  • 逝ってしまった植物:シクラメン(花が咲きそうだったのに、いきなり枯死のもよう。)
    ナンデダ~ 。・゚・(ノД`)・゚・。
  • 新たに入手した植物:紅花大根草スイセンノウの種(頂き物)

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  • 鹿子百合によく黒アゲハがやって来る。クモマツマキ氏のサイト「昆虫館」によると雌らしい。下の羽の茶色い模様がお洒落。

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若冲と江戸絵画展

このところ出歩くことが多かったので、ブログの記事が止まっていました。あちこち出かけた先の一つが、現在、上野の東京国立博物館で開催されている、「プライス・コレクション-若冲と江戸絵画展-」(公式サイト)です。

以前から伊藤若冲(いとうじゃくちゅう/1716-1800)の絵画に興味があったので、楽しみして出かけました。展示は、その期待を裏切らない充実したもので、非常に見応えがありました。若冲独特の精密な表現で顕わされた作品も素晴らしいのですが、墨の濃淡だけで表現された作品も、シンプルな筆致でいながら対象の動植物が生き生きとしていて、益々興味が湧きました。が、これらが全て、明治以降の日本では評価されずに海外に流出してしまったことが残念にも感じました。

先日、NHKで、この美術展が紹介されたこともあってか、館内は非常に混んでおり、順番を待って正面に立つか、誰かの肩越しに鑑賞するしかしかなく、大きな作品が多かったので、全体を眺めることができないのは非常に残念でした。また、車椅子のお年寄りがいらっしゃいましたが、思うように鑑賞できないだろうと気の毒になりました。

私は美術館を訪れるのが好きなので、海外でもよく美術館巡りをしますが、常設展と特別展の違いがあるとは言え、ゆったりとソファーに座って鑑賞することができる海外の美術館を羨ましく思います。全て借り物の展示なので、コストを回収する必要があるとは言え、もう少し、ゆったりと鑑賞できるような環境を作ってくれたらと、日本の美術館を訪れるとき、いつも感じます。1998年にベルギーを訪れた際に開催されていたマグリット生誕百年記念展では、チケットは完全前売り制で、一日に入場する人数が限られていましたが、こんな方法でも良いのではないかと思います。また、障害のある方に配慮した日を設けてもいいのではないでしょうか。以前、仕事でドイツに行ったとき、休日にオランダのある美術館を訪れたのですが、作品を観ているうちに、「何となく観たことがあるような...」という気がしてきました。それはゴッホの「夜のカフェ・テラス」(正式な日本語でのタイトルは分からないのですが、黄色い壁のカフェの絵)を観たときに、確信しました。その1年ほど前に横浜で観た「クレーラー・ミュラー・コレクション展」で観た絵だったのです。そして、その美術館はまさしくクレーラー・ミューラ・美術館でした。日本で観たときは、小さな絵ですら、前の人の肩越しに観るしかなくて、全く印象が違ったのです。

美術館と言えば、ロンドンのポートレートギャラリー(教科書などでよく見る歴代国王・女王の肖像画はここにあります)に行ったとき、驚いたことがありました。課外授業らしい小学生(日本で言う3年生くらいの児童1クラス)が先生に引率されて来て、確か、ヴィクトリア女王の肖像画の前だったと思いますが、足に踏んでいる地球儀が7つの海を支配した大英帝国の繁栄を表す...などといった説明を教師がした後に、美術館員が、画用紙を配り始めました。すると子供達は、思い思いの場所に寝ころんだり座ったりして、肖像画の模写を始めたのです。こんな授業を受けられる子供達がとっても羨ましいと思いました。

再び、若冲展の話に戻りますが、植物好きには、この時代に人々がどんな植物で季節感を感じていたのかを知るという楽しみもあります。梅や牡丹、秋の七草などといった日本画の定番の植物以外にも向日葵や野バラなども描かれており、そういった興味から鑑賞するのも面白いと思いました。

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今週の庭仕事メモ(7月23日)

  先日、梅雨がもう少し続いて欲しいなどと書きましたが、今日は土用の丑の日、そろそろ春に仕込んだ梅干しの土用干しをしなくてはならないのを忘れていました。そろそろ太陽が恋しいです。

  久しぶりに近所の寺の境内にある園芸店を覗いたら、以前から欲しかった瑠璃柳(ルリヤナギ)を見つけました。色々な植物を見せていただいた後、店主からひとしきり挿し木の講義。それによると、

  • 挿し木は鹿沼土に限る。
  • 1ヶ月位したら、黒土を表面に敷き水をかける。(→黒土が表面を覆う)→その後の水やりによって黒土が徐々に中に入り込み、根の周りに付く。→根が成長する。

黒土を使うのは店主独自の方法だそうですが、ベテランの言うことを信じ、挿し木中の山椒が根付きそうなら、やってみることにします。

もう一つ教えてもらったのは、

  • 藤の剪定は二百十日を過ぎてから。(は、早すぎた~! 
    (つД`) 花芽が付いているのを見せてもらったので、家に帰って調べてみると...花芽が...ない...orz )

「聞いたことはメモするんだよ。」のお言葉にも素直に「ハイ」。しかと、ここにメモいたしました。m(_ _)m

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  • 戴き物のガーベラ播種。
  • 破れ傘の種が採取できたので播種。
  • ブルーベリー(ティフブルー)収穫期。但し、一日1~4粒。
  • 今週新たに開花した植物:マーシュマロウ、赤花沢桔梗“クイーン・ヴィクトリア”(成長が悪いと思ったら、大きなシャクトリムシが茎を囓っていましたorz)鬼百合
  • 開花中の植物:アイスバーグ(バラ)、、ナスタチウム、クレマチス・インテグフォリア“アルバ”、マリーゴールド、サルビア・コッキネアポーチュラカミソハギ、ベルガモット(ホワイト/ワイルド)
  • 開花間近の植物:鹿子百合、カラミンサ
  • 開花終了:カサブランカ(花が汚れてきたのでカット)、テカリダケキリンソウ、ニーレンベルギア、オレガノ・ロツンディフォリウム(雨で花が傷んだので切り戻し)
  • 新たに入手:草花火、オンファロデスの種(いただき物)、瑠璃柳

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  • 相変わらずオンブバッタの食害。その他にも葉大根等になにやらのフンが。
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クレマチス“アルバ” 始めの方に咲いたものはすっかり種に
 
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斑入りのオオバコを発見
 
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これも斑入りのタデ...かな?
 
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秋明菊に花芽が上がってきた。
 
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鬼百合も開花
 
!! ここから虫シリーズ !!
 
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これはかわいい黄色のテントウムシ。
頂き物のイヌドウナにいたので、東北からのお客さんかな?
 
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タカラダニ(下の葉にいる小さな赤い生き物。私のカメラではこの大きさが精一杯。)時々大量発生して家の中まで入り込むので「不快害虫」として駆除の対象になっているけど、花粉を食べたり、アブラムシなどに寄生するので、ガーデナーにとっては、カワイイ虫(正確には虫ではなく、クモと同じ節足動物)
見かけるときは、大抵、爆走してる。
 
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失礼ですが、どなたでしょうか?
 
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こちらも良くお見かけしますが、どなたでしょうか?
 
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これはお馴染みヨトウムシ。蓮の茎を囓ろうとしている。
 

※庭の植物の様子は「庭仕事フォトメモ(06年07月)」にも随時UPしています。宜しかったらご覧下さい。

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こぼれ種

植物を育てていると、思わぬところに小さな芽を発見することがあります。こぼれ種からだったり、鳥の落とし物に混ざっていた種だったり。

今朝も、花壇(野良猫のトイレとも呼ぶ)に深山苧環の小さな苗を見つけました。この場所には別の植物を植える予定なので、紙ポットに鉢上げしました。

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まだ本葉がでたばかり。タグ代わりの洗濯バサミの
高さが5センチくらいなので、小さな苗です。

こぼれ種って、なんとなく、得した気分になって嬉しくなります。

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鬱陶しい梅雨ですが...

今、私は、もうちょっと梅雨が続いてくれないかなぁと思っています。

というのは、レインブーツを買ったから。(子供みたいですね...)

どんなブーツかというと....

ジャーン!!

Boots
左のブーツです。
(後ろのバケツは、メダカの稚魚を育てているもの)

ブーツも含めて雨天用の靴というのを持っていなかったので、どうせなら、機能的でお洒落な(←あくまでも、私の感性)長靴が欲しいなと思っていたところ、ガーデニング関係の雑誌で、ある女性の園芸家が推薦していたものを見て、コレダ!と思い、購入しました。(そのショップでは、長靴ではなく、カントリー・ラバーブーツと呼んでいるようですが。)

届いてさっそく試着してみたところ、やっぱりカッコイイ! 

でも、ふと思ったのですが、割と背の高い私でも、膝下近くまであって、(身長ではなく脚の長さが問題か...)これを園芸用に履くのは、膝も曲げにくいし、本当に庭仕事に向いているのだろうか?尤も、雑誌に登場するような園芸家は、ルックスも大事なので、画像の右側のブーツ(というより、ゴム長の方がピッタリですね。)を履いてニッコリ、という訳にはいかないんだろうなぁとも思います。

カリスマ園芸家でも何でもない私は断言します!園芸用には右のゴム長がお奨めです。

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思い出の風景-空気感を感じる-

旅に出ると、街並みや自然の風景が違うのはもちろんですが、空気感の違いを感じます。単に空気が澄んでいるというだけでなく、湿度や気温といったものが大きく作用しているのでしょう。ベルギーの画家、マグリットの作品は、シュールでいながらリアリティがある描写が特徴ですが、彼の作品の中で、ちぎれ雲を描いたものがあります。空一杯に不自然なくらい、ちぎれ雲が等間隔で浮かんでいるのですが、ベルギーに旅行したとき、その作品と全く同じ雲を見て、マグリットの作品と同じだ、と、驚いた経験があります。また、日頃、狭い空しか見ていないので、山の端(は)から射す太陽の光といった、そこに住んでいる人なら当たり前の光景も、時として感動のあまり、息を飲む美しさを感じます。

朝焼けや夕焼けにフィルム1本丸々使うことは珍しくないのですが、なかなか感動を絵にすることは難しいもので、あまり満足できる写真を撮ることができません。これは、偏に私の技術の問題ですが、デジカメ全盛で、フィルムカメラやフィルムそのものの将来に不安を感じるアナログ・カメラファンとしては、せいぜいフィルムの消費に貢献しているのだと、無理矢理納得することにします。

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エンガディンの谷に射す朝日(スイス)

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ルガノ湖の朝焼け(スイス)

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今週の庭仕事メモ(7月16日)

  梅雨の鬱陶しい季節ですが、この時期、園芸好きなら挿し木する絶好のチャンスですね。私も、(増やしたいわけではないに)、色々なものを挿し木して楽しんでいます。

  先日、東京駅の大丸デパートに久しぶりに行ったら、屋上の山野草コーナーが無くなっていました。(盆栽や東洋蘭の売場はまだあるようです。) この園芸コーナーは私の行動範囲にある山野草が買える店として貴重で、担当の方も、詳しくアドバイスしてくださっただけに残念です。予定が狂ったので、足を伸ばして銀座にある山野草を扱う店に。どちらかというと、アレンジのための切り花が主のお店ですが、時々、欲しいものが見つかります。

  先週から、門の脇にベルガモットの鉢を置いているのですが、道行く人の興味を引くらしく、私が花ガラ摘みをしていると、よく名前を聞かれます。先日も、声をかけられて立ち話をしたら、以前、「ご自由にお持ち下さい」と書いて庭先に植物を置いた時に貰って下さった方とのことでした。ベルガモットに興味を持たれたようなので、秋の株分け時に差し上げる約束をしました。

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  • 朝顔植え替え。行灯仕立てにする。
  • 3月に播種したホオズキを鉢に移植。
  • 戴き物のヒメケマンソウ(白・紅)、深山苧環(青)播種。
  • 居間に置いてあるベンガルボダイジュを庭へ。(ミニ観葉植物としてもらったものだけど、自生地では30mになる木 orz 今や私の力では持ち上がらない。正直、枯れてもいいと思ってる...)
  • 今週新たに開花した植物:カサブランカ
  • 開花中の植物:アイスバーグ(バラ)、テカリダケキリンソウ、ナスタチウム、クレマチス・インテグフォリア“アルバ”、マリーゴールド、サルビア・コッキネア、ニーレンベルギア、オレガノ・ロツンディフォリウムポーチュラカミソハギ、ベルガモット(ホワイト/ワイルド)、等
  • 開花間近の植物:赤花沢桔梗“クイーン・ヴィクトリア”、等
  • 開花終了:クイーン・アンズ・レース、サツマチドリ、黄花姫百合(不用意に水やりしたら、花が吹き飛んだ。orz)、ローマンカモミール(蒸れて、あまりにだらしない姿なので切り戻し)。
  • 新たに入手:羅生門葛(ラショウモンカズラ)、セッコク、山菜苗、ワイルドフラワーmix種(以上、どれもいただき物)、丸葉沙参(マルバシャジン)

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  • 様々な植物にオンブバッタの食害。
  • アシナガバチがブルーベリーの葉の上で、何やらの肉団子をせっせと作っているのを発見。

※庭の植物の様子は「庭仕事フォトメモ(06年07月)」にも随時UPしています。宜しかったらご覧下さい。

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葉ものを愛でる

Photo_86 私は花が咲いても咲かなくても、葉姿が楽しめる植物が好きで、木本類では、樹形や木肌の美しいものに惹かれます。(私がバラにのめり込めないのは、ひとえに樹形の悪さが原因のようです。)

今、家の庭を彩ってくれる葉物に紅茅(ベニチガヤ)があります。一緒に植えていた梅鉢草は消えてしまいましたが、スラリと立つ紅茅の葉と、鉢一杯に広がるハイゴケの、文字通りのモスグリーンが涼しげで、玄関脇に水盤を置いて飾っています。

もう一つ、葉姿の好きなものには、春蘭があります。

Photo_88 家の庭には何故か岩檜葉(イワヒバ)がよく生え、胞子で増えるので、あちこちの鉢に芽を出します。

春蘭の鉢にもいつの間にか生え、今の姿は、ちょっと岩檜葉が多すぎますが、春蘭のシャープな葉と、岩檜葉の柔らかげな葉がコントラストをなし、好きな組み合わせです。岩檜葉は秋以降はブロンズに輝き、常緑の春蘭の葉と色のコントラストも楽しめます。(画像には、この春咲いた花の一つが結実しているのが映っています。株を育てるためには取り除いた方がいいのかも知れませんが、形が面白いので残してあります。)

この春蘭は、ごく普通の、山に生えているタイプのものですが、鶯色の花色といい、自然の造詣の美を感じさせる花姿といい、私の好きな植物の一つです。

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個人旅行のTips (No.5)-風景写真のtips-

最近、少しずつですが、私のブログにアクセスして下さる方が増えてきて、私の写真を気に入って下さったというお便りも戴きます。私は庭仕事と同じくらい旅行と写真が趣味で、このブログの花の写真こそ安易にデジカメで撮影していますが、旅をするときは、一眼レフ(フィルムカメラ)と三脚、そして(カメラの)各種アクセサリを荷物に詰め込み、その量は、全荷物の1/3くらいの重量を占めます。尤も、写真は全くの独学なので、偉そうに写真を語るのは口幅ったいのですが、今日は風景写真のコツみたいなお話をしようと思います。デジカメで写真を撮っていると、後からいくらでもトリミング(必要な部分だけ切り抜くこと)や、色合いや明るさの補正ができるのですが、できれば一発でカッコイイ写真を撮りたいですよね。写真が上手く撮れない...と仰る方に、これを実践すれば確実に写真がワンランク・アップするテクニックを伝授します。

(写真にお詳しい方には「なぁんだ」と言われそうですが...)

  1. 人間の目は望遠レンズ?
    スイスのアルプをハイキングしていて、突然お目当てのマッターホルンが見えた!という時に、夢中になってカメラを構えている人がいました。でも、人間は視野が狭いので、遠くのものを注視すると、望遠レンズのように、そこだけを見てしまうのです。
      
    もう一度落ち着いてファインダー(デジカメならモニター)を確認してみましょう。フレームに収めたくないものは映り込んでいませんか?
    写真を撮るときは安易にズームを動かして構図を決めるのではなく、自分から一歩踏み出して被写体に近付いてみて下さい。
      
  2. 画面を1/2分割しない(基本は1対2)
    これは構図のお話です。ファインダーに切り取られた風景には、大概、縦や横に画面を分割する線ができます。例えば、緑の水の谷(No.2)の石橋の写真なら、石橋が横の線になって、上下を分割しています。1で書いたように、石橋に注目してしまうと、うっかり画面の真ん中に置いてしまうことがありますが、それだと、分割された上の部分を強調したいのか、下の部分を強調したいのか分からず、主題がよく分からない写真になってしまいます。
      
    この場合は、なんと言っても美しいエメラルドグリーンの水を表現したいので、横に走る線を画面の上1/3に持ってきて川面の占める面積を大きくします。構図は「非対称」を心がけましょう。
      
  3. 画面に奥行きを
    例えば、緑の水の谷(No.1)に掲載した写真では、石造りの小屋を撮りたかったのですが、これだけを大きく撮るのではなく、手前に(何か分かりませんが)石の構造物があったので、これも映し込むことにより、遠近感がでています。この、手前に何かを移し込むというのは、簡単ですが効果的なテクニックで、ハルシュタット(No.1)の写真を撮影する時は、ちょうど良い植物があったので、これを映し込みました。意図したよりピントが深かった(※)ので、植物にも比較的ピントが合ってますが、もう少しぼけさせたかったなぁ。
      
    奥行きとは違う話ですが、画面に意図して枠を作ってしまうというテクニックもあります。サンプルがないのですが、遠くの風景を撮るのに、手前にある木の葉を利用して、葉の隙間に見える風景を撮るとか、ヨーロッパの古城などにある砲眼(障壁などに設けた射撃口)を額縁のように利用すると、面白い写真が撮れます。
      
  4. 地図で撮影のプランを立てよう
    これは、撮影のテクニックとは少しはずれますが、素敵な風景なのに、逆光(カメラの正面から光が当たり、肝心の対象物が陰になってしまう)という経験がないでしょうか?
      
    私は、観光プランを立てるとき、例えば、この展望台からなら、映したい山(方角)は東にあるので、ここに行くのは午後にしよう、とか、この建物は東向きなので、朝日が当たる午前中に訪れようとかといったことを考えて行動プランを立てます。まあ、ここまでやる方は少ないかも知れませんが、海外旅行など、二度と来られない場所の写真では後悔したくないもので...。
      
    教会は西向きに建つので(大聖堂などの話で、礼拝堂などは別です)、撮影は午後が絶対お奨めです。

※一眼レフを使う方はご存知ですが、一眼レフカメラには「絞り」という目盛りがあります。これはデジカメでも「マニュアル撮影」に切り替えると、画面の下隅などに「F2.8」などと表示されるので確認できます。この数値が2.8などと小さい場合を「(絞りを)開ける」と言い、16などと大きい場合を「絞る/絞り込む」と言いますが、絞り込むと、ピントの合う範囲(被写界深度〔ひしゃかいしんど〕)が広く(大きく)なります。写真は、強調したいものにピントをきっちりと合わせ、それ以外のものをぼかすという表現をしますが、このボケの美しさが写真の美しさを左右することが多々あります。花などの接写をする場合などは特に、美しい「ボケ」が重要なポイントの一つとなります。

ここでは主に構図の話をしましたが、露出(どれだけ光を取り込むか)とか、シャッタースピードとかも、もちろん大事です。デジカメをお使いの方は、取扱説明書のマニュアル撮影の各種機能の欄をお読みになることをお奨めします。

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今週の庭仕事メモ(7月9日)

今週はネットの掲示板を通じて植物を差し上げたり、頂いたり。間引いて捨てられてしまうより、欲しいと言ってくださる方に貰われていく方が、植物だって幸せですよね。

頂戴した子持蓮華、カランコエ“ウェンディ”、稚児百合、双葉葵、どれも可愛くて気に入りました。ありがとうございました。大事に育てます。

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今週、久しぶりにメジロを見かけました。芋虫を捕まえてましたが、何となく早春に見かけるのより、色が濃いような気がしました。緑が濃くなったのに合わせているのでしょうか??? 

植物を植えると、様々な虫がやって来る。その中には害虫もいるけど、それを目当てに鳥がやって来て、そして...と、初めの一歩は小さくとも、少しずつ、それなりに生態系が作られていくのだな...と、ふと思いました。

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  • 今週新たに開花した植物:モジズリ、ホワイトヤロウ、モナルダ、ミミ・エデンバラ)、
  • 開花中の植物:アイスバーグ(バラ)、テカリダケキリンソウ、ナスタチウム、クレマチス・インテグフォリア“アルバ”、マリーゴールド、サルビア・コッキネア(種も収穫)、ニーレンベルギア、オレガノ・ロツンディフォリウムクイーン・アンズ・レース、ローマンカモミール、南天、ポーチュラカ、等
  • 開花間近の植物:赤花沢桔梗“クイーン・ヴィクトリア”シクラメン(毎年、休眠→そのまま永眠となるので、今年は休眠させなかったところ、蕾が上がりだした。どうしよう。咲かせちゃっていいの?え~い、咲かせちゃえ!)、カサブランカ、等
  • 開花終了:柏葉アジサイ(というか剪定)
  • 新たに入手:乙女擬宝珠(葉の長さが1~2㌢の小さな擬宝珠)、黄花姫百合、那智泡盛ショウマ、山椒(お隣の家から幼木1本と挿し木用にヒコバエ(アゲハの幼虫付き)を切らせて貰う。)、友人から桔梗咲きだという朝顔の苗3株(さっそく、篠竹〔2m〕を数本買ってきた。これでアンドンを作ろうっと。)
  • 近所の公園で雑草化している昼咲き月見草の種を20粒くらい採取。ちょっと遅かったみたいで、ほとんどこぼれた後。
  • 柏葉紫陽花実山椒挿し木開始(密閉挿し)

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  • バラにハキリムシの害(というほどのものではない。)
  • 様々な植物にバッタの食害。

※庭の植物の様子は「庭仕事フォトメモ(06年07月)」にも随時UPしています。宜しかったらご覧下さい。

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再びジャムの話

今年は例年になく色々なジャムをたくさん作ったので、梅ジャムで打ち止めかな?と思っていたら、八百屋の店先でアンズを発見。「ジャム作りたいなぁ、でもどうやるのかな?」と呟いたら、一緒にアンズを見ていたおばあさんが教えてくれました。

  1. アンズを茹でて、皮を手で剥く。
  2. 種は実から簡単に剥がれるので、実はを包丁で叩く。
  3. 果肉を鍋に入れて砂糖を加えて煮込む。

だそうです。さっそくやってみたら、仰っていたとおり、皮が破れて剥けそうでしたが、やってみるとめんどくさい!そこで、皮も一緒にジャムにしちゃいました。

この勢いで先日買っておいた南高梅もジャムに。ちょっと贅沢に、皮を剥いて実だけでジャムにしてみました。(皮が入ると出来上がりの色がちょっとくすんでしまうのです。)梅はアンズより簡単に皮が剥けます。皮の裏に付いた果肉は包丁でこそげ落とし鍋の中に。出来上がりの量はちょっと少なく200㍉リットル入りの瓶に2瓶半でしたが、色も鮮やかな黄金のジャムができあがりました。皮は刻んで蜂蜜で煮たので、ヨーグルトのトッピングにでもなりそうです。果肉の付いた種も先日八百屋の奥さんに教えて貰ったとおり、冷蔵庫へ入れました。

ところで、梅の皮を剥いた状態のものを、ざるに入れて作業していたら、ボウルの中に、梅のエキスタップリの汁が落ちていました。飲んでみると酸っぱいけど美味でした。

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梅ジャム後日譚

先日近所の公園を歩いていたら、地面に何やら実が落ちていました。見上げるとヤマモモの実が...。でも、ヤマモモという植物を知ったのは比較的最近で、ちょっと自信がなかったので、何粒か採って、家に帰って調べたら、やはりヤマモモでした。食べてみると、甘酸っぱくて野性味のある味です。関東以西では、よく植えられる木だそうで、九州の方では果物として売られるらしいのですが、この辺りでは知る人もいないのか、誰も採ったりしないらしく、ほとんど下に落ちているようでした。後日、もう一度来て、40粒くらいを採って、ジャムの瓶に入れ、ホワイトリカーに漬けてみました。上手くいけば3ヶ月くらいでヤマモモ酒ができるはずです。

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以前、祖母の手作りおやつの記事でご紹介した本、『自然暮らしのレシピ』の中には、様々な植物で作る化粧水が紹介されています。カレンデュラの花びら(ハーブティ用に乾燥させたもの)をたくさん買ってあるので、それを参考に、自己流でカレンデュラの化粧水を作ってみました。乾燥した花びらを少量のエチルアルコールで一晩漬け、精製水で薄めて作るのですが、まるでオレンジジュースのような色の化粧水ができました。何でも自然のものの方が良いという主義ではないけれど、自分で原料が何か分かっているものを使うのは安心できます。

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梅三昧の週末(No.2)でご紹介した方法でたくさんジャムを作ったのですが、今もまだ、お店には良く熟した南高梅を売っています。そのお店は、1㌔500円と、スーパーなどに比べ断然安いので、買おうかどうしようか迷っていたら、すごくいい梅の香が漂ってきました。お店の奥さんが梅でジャムを作っていたのです。思わず中に入り、梅ジャムの作り方を聞いてみました。もしかしたら、私と違う作り方かな?と思ったのですが、同じでした。でも、やっぱり聞いてみるものだと思いました。梅を茹でた汁は、ペットボトルなどに入れて冷蔵庫で保管し、ジュースのように飲むということを教えて貰いました。また、種の部分は、周りに果肉がたくさん付いているので、やはり冷蔵庫で保管し、お湯で茹でて周りの実を煮溶かして、お砂糖や蜂蜜を加えたホットドリンクにして飲むのだそうで、「今作ったところだから飲みなさい。」とカップに入ったものを勧めてくれました。おまけに手作りのドーナツ(沖縄のサーターアンダギー風)も頂きました。

多分、こういうことが煩わしくて、個人の商店よりスーパーの方が気が楽という方もいらっしゃるかと思いますが、プロとして、また、人生の先輩として色々な“知恵”を教えてくれるのですから、煩わしいからと個人商店の方とコミュニケーションしないのはもったいないなぁと思います。

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野菜の「本能」?

岩手県の西和賀(にしわが)町というところで、地元の農協と生協が共同して『食農教育』(農業体験を通して食べることの重要性や農業の役割を学ぶ)を行っているという新聞記事を読みました。子供達は既に田植えやスイカの苗植えも体験し、記事ではトウモロコシの苗を植えながら、「普段、土に触って遊ぶことが少ないので楽しい。」という子供の声が紹介されていました。親からは、「子供が食べ物について『もったいない』と盛んに口にするようになった。」という感謝の声が多数届いているそうです。

私はあまり野菜は育てていないのですが、コンテナを使って小さなキッチンガーデンをしているので、子供達の気持ちがよく分かります。また、虫に食われてボロボロの葉大根でも、『もったいない』と思って、刻んでシラスと炒り煮(作り方は「野菜を使い切る-セロリ-」/セロリの葉とシラスの炒り煮を参照して下さい)にしたりして無駄にならないようにしています。また、料理に使えない部分は自家製コンポスターで堆肥にしています。

ところで、最近、夏野菜が安く出回るようになり、それはありがたいのですが、少人数の家庭だと、どうしても余ってしまいます。葉物野菜など、堅く茹でて冷凍にしたり、自分でも工夫していますが、最近、ベターホーム協会というところで「大切な食べものを無駄にしない読本」(定価:300円)というのを売っているというのを新聞で読んだので、早速、取り寄せてみました。この本では素材別に保存方法や食べきる期間の目安が紹介されていて、とても参考になりました。例えば、紫蘇の葉は、野菜室にそのまま入れておくより、コップに少量水を入れ、茎(葉柄)の部分だけが浸るようにしておく方が長持ちするというのは知っていましたが、この本では、ジャムなどが入っていた保存瓶に同様に水を入れ、蓋を閉めて冷蔵庫に保管する方法とか、ニラは生のまま数センチの長さ(炒め物などに使う長さ)に刻み、冷凍保存する方法などが紹介されています。

面白いと思ったのは、生のまま野菜室に保存するときの方法で、原則は『栽培されている状態に近くする』のだそうです。葉物や白菜など立てて生える野菜は、寝かせて冷蔵庫に入れると起きあがろうとしてエネルギーを使ってしまい、栄養分が失われるのだそうです。冷蔵庫の中でも本能(?)によって起きあがろうとする野菜たち...。無駄にせずに美味しく食べてあげたいですね。

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今週の庭仕事メモ(7月2日)

  今週、関東地方では梅雨の晴れ間のような日が続きました。でも、九州では記録的な大雨だとのこと。集中豪雨で被害に遭われた地方の皆さんにはお見舞い申し上げます。

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  近所を歩くと、多くのお宅でプランターを利用した野菜栽培をしているのを見かけます。去年、立派なブロッコリーを生らせていたお宅は今年はトウモロコシか、なんて思いながら眺めるのは楽しいものです。私のミニトマトも、ようやく40㌢くらいに伸びて蕾も確認できましたが、近所のトマトは既にたわわに実っていて、かなり羨ましい...

  盆栽や山野草を扱う近所の園芸店を覗いたら、珍しくゴージャスな木立ベゴニアが置いてありました。葉っぱなんて、絵の具で書いたような白い点々があって、あまり木立ベゴニアを見たことがなかったので、しげしげと眺めていたら、店主が、「それはねぇ、おばさんに人気があるんだよ。」と言うので、あらためて見ると、確かにハデハデで、葉っぱの模様もオバサンの豹柄のスパッツみたいな気がしてきました。きっとこれからは、木立ベゴニア見る度に豹柄スパッツオバサンを想像しちゃうんだろうなぁ。

  先日、新聞に千葉県の大賀蓮(おおがはす)が見頃という記事が載っていたのでびっくり。もう咲いてもいいんですね。実は家にも大賀蓮があるのです。この蓮は千葉市で約2000年前の遺跡から発見された、たった3粒の種のうち発芽に成功した1粒から繁殖させたもので、発見者の大賀一郎博士にちなんで名付けられました。2年前に2つだけ花が咲いて以来、去年は植え替えたのが良くなかったのか、咲きませんでした。もしかしたら今年もダメかもしれないので、画像をUPします。

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花托の鮮やかな黄色が花弁のピンクとコントラストを
成し、非常に美しい花です。(2004年7月24日撮影)

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  • ウォーターバコバ(ミズハコベ)植え替え。
  • 柏葉紫陽花剪定。(遅れて咲いた一房だけ残す。)
  • 種から育てたバジルをポリポットから鉢に定植。(まだ本葉6枚くらい。早く食べた~い。)
  • レモンバーベナ収穫を兼ねて摘心。
  • イワタバコの葉挿し(密閉挿し)開始。
  • 螢袋入手。(元々寄せていた縞ススキ、野紺菊、桔梗に加えて寄せ植えに。)
  • 紀伊上臈杜鵑(キイジョウロウホトトギス)ストケシア入手。(相変わらず、ジャンルに節操がない...)

  • 今週新たに開花した植物:薩摩チドリ、オカトラノオ、ミソハギ、擬宝珠、斑入りタマリュウ、紫式部
  • 開花中の植物:アイスバーグ(バラ)、柏葉アジサイ、テカリダケキリンソウ、ナスタチウム、クレマチス・インテグフォリア“アルバ”、マリーゴールド、サルビア・コッキネア(←絶好調)、ニーレンベルギア、オレガノ・ロツンディフォリウムクイーン・アンズ・レース、ローマンカモミール、南天、ポーチュラカ、等
  • 開花間近の植物:モナルダ(白花)、赤花沢桔梗“クイーン・ヴィクトリア”、ホワイトヤロウ、ミミ・エデン(バラ)、
  • 開花終了:マルバストラム
  • アヤメの鉢に春先から生えてきていた蘭のような葉...何かと思っていたら、花穂が伸びていて、どうやら捩摺(もじずり/別名:ネジバナ)らしい。一方、アヤメ(野アヤメ、斑入り葉とも)は今年は咲かないらしい。
  • ひょろひょろミニトマトにようやく花芽確認。(3月に種を蒔いて3ヶ月。長かったぁ。)
  • この春、植木鉢に植え付けた茗荷、既に2株成長しているけど、さらにもう2つの芽が出てきた。(収穫は2年目かららしいけど、こうなると欲が出てくるものです。)
  • 春から卵がついてはせっせと孵化させていたメダカの稚魚が80匹くらいになってしまった。どうしよう...

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  • ヒイラギに再びヘリグロテントウノミハムシ大発生。
    木が高いので薬剤が撒けない...(ToT)
  • 葉大根にカブラバチ(幼虫)の食害。
  • サラシナショウマに7cm位のシャクトリムシが...すごい食欲!
  • マルバストラムに毎年のことながらハマキムシの被害。アオイ科の宿命か...

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擬宝珠(近所の寺の境内にある園芸店で
「ギボーシ」とだけ書かれて売られていたもの)

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上の画像と同じギボーシ
春先に少し陽に当てたので、こちらは緑の部分のほうが多いが、
日陰で育てたものは白地に緑の筋が入るといった感じで、葉の大きさも
半分くらい。来年は、この画像の状態を目標にしようと思う。

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千両
すっかり忘れていたけど、確か一昨年、正月用の仏花に入っていたのを
実を取ってツゲの木の根元に埋めておいたのがいつの間にか成長。

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赤花沢桔梗“クィーン・ヴィクトリア”の花芽

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捩摺(もじずり)らしき花芽

ここから画像はちょっとグロくなります。お気をつけ下さい。

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友達にもらったカマキリの卵。早く孵化しないかなぁ。

(゚∀゚)ワクワク

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晒菜升麻(さらしなしょうま)をムシャムシャ食べていたシャクトリムシ。
この後、カメラを威嚇してた。orz

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カブラハチの幼虫
結構きれいな色をしている。しかし...

※庭の植物達の様子は、『庭仕事フォトメモ(06年06月)』にもUPしてあります。宜しかったらご覧下さい。

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雑草にも名前がある

以前ご紹介したヘルマン・ヘッセの『庭仕事の愉しみ』もそうですが、私には、時々思い出してはパラパラと捲って興味を引いた章だけを読むという本があります。

Photo_84雑草にも名前がある』(文春新書/草野双人著)もそんな本の1冊です。

この本は、エノコログサ、スズメノカタビラ、西洋タンポポ、ヤブガラシ、ドクダミなどといった、園芸好きには目の敵にされそうな雑草から、オミナエシ、ホウチャクソウ、カラスウリなどの、都会に住んでいる身には自生していたら羨ましいような植物を取り上げ、人間から邪魔者扱いされながら人間世界に巧みに適応してきた雑草の生態を書いているのですが、むしろ、雑草の話を枕に、社会から除け者扱いされ忘れ去られようとしている有名無名の人物の生涯にスポットを当てた読み物になっています。

私の庭は雑草だらけなのですが、雑草といって抜き捨てることが惜しまれる花にイヌタデがあります。庭の片隅に咲いたイヌタデを見て、この本を開いてみました。植物名に「イヌ」と付く場合は「役に立たない物」を意味する場合が多く、この、ほこりを被って咲いているイヌタデもそんな植物と思われがちですが、この本によると、下痢や皮膚病に効く薬になるそうで、なかなか侮れないものです。

私はどうも判官贔屓というかマイナーな物に興味があるようで、現在、開催されているサッカーのワールドカップでも、敗れても個性があり、強烈な印象を残して去ったいった選手や先進国とは言えない国のチームに惹かれます。サッカーは全く詳しくありませんが、アルゼンチンのクレスポ選手(いかにもインディオという感じ)、チェコのネドベド選手(市民の力で民主化をなしとげたチェコという国自体に興味があるのと、まさしく孤軍奮闘といったプレーが美しかった)が印象に残りました。もっとも彼らは世界のトップクラスの選手ですが。

有名無名のスポーツ選手のことを描いた本で好きなのは『敗れざる者たち 』(文芸春秋社/沢木耕太郎)です。『深夜特急』などは、多分若い男性なんかにとってはバイブルのような本で、これも好きな本の一つですが、『敗れざる者たち』では、勝負の世界で、いつか、いつかと望み続け、しかも『いつか』はやってこない選手や競走馬の悲哀を描きつつも、それでもまだ人生の勝負はついていないと筆者は語ります。

ふと庭に目をやると、抜いたはずのところにドクダミの芽が...

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コヤツはたしかに『敗れざるもの』です...。

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