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鎌倉散策(No.1)

鎌倉は家から1時間ほどで行け、手近に自然に触れられる場所。鎌倉の寺は京都や奈良の寺院のように壮麗なものではないけれど、庭には四季折々の植物が植えられ、花巡りをしながら散策できるのが鎌倉の魅力です。

鎌倉は、比較的狭い地域に見所がまとまっていますが、北鎌倉駅周辺の山あいに点在する古寺、鎌倉駅から金沢街道方面の鄙びた寺院や神社、江ノ電(江ノ島電鉄)沿線の湘南地域、と分かれていて、丹念に見ていくと、とてもではありませんが1日では足りません。

そんな鎌倉を梅雨の晴れ間となった土曜日に訪れました。写真と共に、私のお薦めの散策コースをご紹介したいと思います。

北鎌倉駅周辺地図

Kobana3 北鎌倉駅~円覚寺~東慶寺

Photo_37 私のお気に入りコースはは北鎌倉周辺の散策からスタートします。

東京方面から来ると左側のホームに電車が着きます。改札は一番先頭にあるので、進行方向に向かって進みます。そのまま改札を抜けて円覚寺(えんがくじ)前に出るか、踏切を渡って県道のある反対側に出ます。

ここは是非、1282年創建、鎌倉五山(※1)第二位に位置する円覚寺は拝観していただきたいのですが、私は既に何度も訪れているので、反対側の改札から駅前に出て、東慶寺に向かいました。

円覚寺は、国宝の舎利殿で有名ですが、残念ながら普段は拝観できず、門の外からちらりと見えるだけです。もう一つの国宝である洪鐘堂のある見晴台からは、向かいの東慶寺(とうけいじ)の全景を眺めることができます。

※1 足利義満の時代に定めた鎌倉の臨済宗の五大寺、建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺・浄妙寺の総称。関東五山とも呼ばれる。

Photo_38 駅前の交通量の多い県道を渡り、鎌倉方面に少し歩くと、右手のやや奥まったところに、東慶寺小さな茅葺き屋根の門が見えます。

東慶寺は1285年、北条時宗夫人覚山尼によって開かれ、明治に至るまで男子禁制の尼寺(現在は男僧寺)として、夫の不身持や強制結婚に苦しんで駆け込んだ多くの女性を助けてきた縁切り寺として有名です。

 

 

1 この寺の良さは、手入れの行き届いた庭に趣味良く植えられた花木や山野草です。また、この時期は紫陽花に目を奪われて目立ちませんが、本殿の周りには姿の良い梅の古木が立ち並んでいます。庭師のかたによると、少し前には、庭で取れた梅を売っていたとか。

 

Photo_39 また、小さな山門からは想像もつかないほど奥深く、墓地には鬱蒼とした杉が立ち並び、苔むした墓石や石垣とともに深山の趣があります。

 

 

 

Photo_40  

 

 

 

 

Photo_41 この時期、東慶寺で見応えのある植物は、断崖に咲くイワタバコの群落です。

上にも書いたように、鎌倉は色々な見所があり、例えば鎌倉駅周辺からスタートしてもいいのですが、私が北鎌倉からのコースをお奨めするのは、都会から電車で来た場合に、駅を一歩出るだけで、いきなり緑豊かな自然へと変わり、たった一時間かそこらの距離を移動しただけとは思えないほどの旅情を味わえるからです。

次は、紫陽花寺として有名な明月院(めいげついん)方面へと向かいます。

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