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思い出の風景-壁絵の村(スイス)-

スイスに旅する人は、氷河を抱いた山々やその下に広がる牧草地、そうした景色を湖面に映す湖、といった景色を目的にするとことが多いと思います。

そう言った絵はがき的な風景もいいのですが、スイスは公用語だけでも4つの言語を持ち、地域ごと、さらには谷ごとに異なる方言や文化を育んだこの国は、町や村のたたずまいも様々で、写真のモティーフには事欠きません。

Guarda01エンガディンと呼ばれる地方の小高い丘にある、人口170人ほどの小さな村、グアルダもそんな村の一つです。

エンガディンはシュグラフィート(Sgraffito)またはグラフィート(Graffito)と呼ばれる壁絵で装飾された家が多く見られます。辞書を引いてみるとGraffitoとはイタリア語で「引っ掻く」という意味だそうで、私は、その技法については分かりませんが、よく、ヨーロッパの家に見られる、外壁にラテン語で何かの一節などを彫り込んだ装飾もグラフィートだそうで、そこから広く壁絵一般を指すようになったのかも知れません。

私はグアルダの、あるレストランホテルに泊まりたかったのですが、駅から電話を掛けたら1泊だけなら部屋があるけど2日目は満室と言われ、断念。でも、そこで昼食を取ることにしてテーブルを予約し、予約した時間まで荷物を預かってもらったので、ゆっくりと村を見て回ることができました。

グアルダの家々は、他の村の、美しいけど、“小ぎれい”すぎる印象の建物と異なり、どれも年月を経た落ち着いた色合いで、私の好みに合いました。

あ、今気づきましたが、玄関の左側に宿泊できることを示す表示が出ています。でも、呼び鈴やドアホン(多分、玄関の厚い壁の隠れた方にありそうです)を押すのは、ちょっと勇気がいるなぁ。

Photo_10

左側はシングルルーム、右の図はよくわかりませんが、もう一室、ちょっと広めの部屋があるという意味かも知れません。スイスを旅していて安心するのが、言葉があまりよく分からなくても(この辺りはレート・ロマンシュ語圏)、外国からの旅行者にとっても分かりやすい表示など、様々な工夫がなされていることです。(このことは別の機会に書いてみたいと思います。)この家はホテルと言うより民宿なのでしょうが、通常、部屋が空いているときに出ている「空室あり」という表示がないので、満室かも知れません。

 

Engadin

 

 

同じエンガディン地方の比較的新しい民家
グレーと白のモノトーンの壁に花で美しく彩られた玄関先が美しいですね。

   

 

Pizbuin01  

 

 

昼食を取ったレストラン、Pitz Buin

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