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思い出の風景-アニヴィエの谷(スイス)-

Vissoie スイスを列車で旅していたときに、車内に飛行機の機内誌のような雑誌が置いてありました。その雑誌の表紙に、こぼれるように花を飾った古い民家の並ぶ村の写真がありました。アニィヴィエの谷にあるグリメンツ(Grimentz)という村で、何かの本に「花の村」として紹介されていたのを思い出し、行ってみようと思いました。

グリメンツへは、シエール(Sierre)という町からポストバスを乗り継いで行きます。ポストバストは元々郵便馬車から発達したものなので、乗客を乗せながら、郵便物を郵便局から郵便局へと配達します。バスの乗り換え地はヴィソワ(Vissoie)という町で、教会前の広場がバスターミナルになっており、この広場の一角に郵便局がありました。郵便局は写真の左側の建物ですが、隣のレストランと共に、見事なまでに花で飾られていました。

ヴィソワからは道が二股に分かれ、片方の道を進むとグリメンツですが、この郵便局を見たら、もう十分になり、結局、花の村へは行かず、もう一方の谷に入ってしまいました。

ところで、スイスはご存知のように4つの公用語があります。最も人口が多いのはドイツ語圏ですが、スイスを旅行すると、例えばドイツ語圏で列車に乗り、次の駅からはフランス語圏ということが起こります。下車して町を歩くと、お店の看板などがフランス語に一変しているので不思議です。徒歩でこの境界線を越えたら面白そう、などと考えてしまいました。

この境界線は行政上のものですが、スイスには他に面白い目安があるそうです。スイスにはレシュティというジャガイモ料理があるのですが、これを食べるかどうかで、ドイツ語圏とそうでない地域に分ける方法です。この境界線を「レシュティの堀」と呼ぶそうですが、日本で言えば、鰹だしと昆布だしの境界線みたいなもの、かな?

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