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山野草

都会育ちのせいか、山や野に生える山野草に惹かれます。子供の頃、学習図鑑を見るのが好きで、図鑑のイラストを見て、イラストだから尚更なのか、見てみたいと思う山野草が幾つかありました。(尤も、その図鑑の中で一番見てみたいと思った花はラフレシアでしたが...。)

素朴だけど美しい草姿もそうですが、昔から日本に自生している草花の名前は、謂われを知るとなるほどと思うものがあったり、字面がきれいだったり。よい名前が当てられて、幸せな植物もあれば、ヘクソカヅラとか、気の毒な名前が付けられていたり、面白いと思います。(ヘクソカヅラのために、灸花-やいとばな-という別名も挙げておきます。花の中心が赤くて、灸のように見えるからだそうです。)

山野草を切り花で見る機会は少ないですが、茶席では立派に主役の一人になります。私は花をオブジェのように扱う技巧的な生け花はあまり好きではないのですが、茶花は、千利休が「花は野にあるように活け」と言ったように、野山にある時のように、凛とした姿で活けられています。

あ、今、気づきました。私が好きな植物は、「凛としている」という共通点があるのかも知れません。

風炉の茶花この本は茶花の作品集ですが、花材の植物の育て方も載っていて、また、普段、道ばたや山に咲いている山野草が、このように素敵な素材になると言うことを教えてくれます。ヤブレガサもすました顔で登場します。

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