« エコかエゴか... | トップページ | 今年最初の苺ジャム »

間違いだらけの堆肥作り

以前から、自己流で生ゴミを使って堆肥を作っていたのですが、作った堆肥の栄養素ってどうなっているのだろう?と思い始めました。それで書店に行き、何気なく、図解 ベランダ・庭先でコンパクト堆肥 という本を手に取り、ページをパラパラとめくってみたところ、自分が全く間違った考えをしていることを知りました。まず、庭で集めてコンポストに入れた落ち葉、これがなんと、全て堆肥化を阻害している葉っぱばかりだったのです。桜、キンモクセイ...これらには微生物の増殖を阻害する物質が含まれていて、完熟するのに1年もかかると書かれていました。ショック...。さっそくこの本を購入して熟読。そうしたらまさしく目から鱗が落ちました。

この本によると、そもそも堆肥とは、

①肥料成分を補給する。②水はけや水持ちの良い土を作る。③微生物を豊かにし、病害に強い土壌を作る。

という効果のためで、目的(草花を育てるのか、作物を作るのか、作物でもどの野菜を作るのか)によって、堆肥の作り方、つまり、原料が変わってくるのだそうです。

また、堆肥化するのに、原料に含まれる炭素とチッソのバランスの違いにより、熟成にかかる時間が変わってくるというのも分かりました。例えば、庭木を剪定したときに出る葉や枝、いわゆる剪定クズは炭素分が多く、発酵に時間がかかるそうです。(ちなみにこの本の中には、落ち葉の種類別発酵期間や原料別に含まれる成分の割合の一覧表が付いていて便利です。)

発酵のプロセスも興味深く読みました。以前の日記 エコかエゴか... でUPしたコンポストのなかで盛んに繁殖している糸状菌(白いカビ)は、発酵の過程で真っ先に活躍する微生物で、糖類やアミノ酸を他の微生物が食べる前に食べ、この糸状菌の活動によって温度が上昇すると、高い温度に強い放線菌にバトンタッチ...最終的に様々な細菌が増えるのだそうです。

結論。堆肥作りは奥が深い!

Book

図解 ベランダ・庭先でコンパクト堆肥

著者:藤原 俊六郎,加藤 哲郎
販売元:農山漁村文化協会
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« エコかエゴか... | トップページ | 今年最初の苺ジャム »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/46404/719426

この記事へのトラックバック一覧です: 間違いだらけの堆肥作り:

« エコかエゴか... | トップページ | 今年最初の苺ジャム »